上海しゃんはい株式かぶしき市場しじょう ことし最初さいしょの取り引とりひき ４よん年ねん２にか月かげつぶり安値やすね

中国ちゅうごく上海しゃんはいの株式かぶしき市場しじょうは２に日にち、ことし最初さいしょの取り引とりひきが行おこなわれ、代表だいひょう的てきな株価かぶか指数しすうの終値おわりねは去年きょねんの年末ねんまつと比くらべて１いち％余あまり値下ねさがりし、４よん年ねん２にか月かげつぶりの安値やすねとなりました。

中国ちゅうごく上海しゃんはいの株式かぶしき市場しじょうは２に日にち、ことし最初さいしょの取り引とりひきが行おこなわれました。

31日にち発表はっぴょうされた先月せんげつの製造せいぞう業ぎょうの景況けいきょう感かんを示しめす指数しすうが景気けいき判断はんだんの分かれ目わかれめとなる50を２に年ねん５ごか月かげつぶりに下回したまわったことなどを受うけて、幅広はばひろい銘柄めいがらで売うり注文ちゅうもんが出でました。

その結果けっか、代表だいひょう的てきな株価かぶか指数しすうである「総合そうごう指数しすう」の終値おわりねは2465.29ポイントと、去年きょねんの年末ねんまつより1.15％値下ねさがりし、2014年ねん11月つき以来いらい４よん年ねん２にか月かげつぶりの安値やすねとなりました。

去年きょねんの上海しゃんはいの株式かぶしき市場しじょうは、米べい中ちゅうの貿易ぼうえき摩擦まさつが激化げきかし経済けいざいの先行さきゆきに懸念けねんが出でる中なか、「総合そうごう指数しすう」は年間ねんかんで24.5％下落げらくしました。

今後こんごの見通みとおしについて岡三おかさん証券しょうけん上海しゃんはい駐在ちゅうざい員いん事務所じむしょの酒井さかい昭治しょうじ所長しょちょうは、ことし前半ぜんはん、株価かぶかは低調ていちょうになるとの見方みかたを示しめしたうえで「去年きょねん、年間ねんかんマイナス25％ということで、ほかの主要しゅよう国こくのなかでも大おおきな下落げらくとなってしまった。投資とうし家かの心理しんりが足元あしもとでは非常ひじょうに弱よわくなっているので、株価かぶかが上向うわむくには、たとえば米べい中ちゅう貿易ぼうえき摩擦まさつの交渉こうしょうの進展しんてんや中国ちゅうごく政府せいふによる何なんらかの刺激しげき策さくというものが必要ひつようではないか」と話はなしています。

投資とうし家か「我慢がまんしかない」「きっと良よくなる」

上海しゃんはい市内しないの証券しょうけん会社かいしゃで取り引とりひきの状況じょうきょうを見みていた投資とうし家かの女性じょせいは「ここ３さん年ねんは良よくないので見みていられません。ただ、投資とうししたものを回収かいしゅうできるまで我慢がまんするしかありません」と話はなしていました。

別べつの男性だんせいは「去年きょねんの経済けいざいは低調ていちょうだったが、少すこしずつ安定あんていしているので、ことしはきっと良よくなると思おもいます」と話はなしていました。

別べつの年配ねんぱいの男性だんせいは「お金おかねをもうけられるようになってほしい。お金おかねがもうかるのがいちばんです」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース