Hiện Furigana
無病息災願う「鬼火たき」 豪雨被災で2年ぶり 福岡 朝倉
2019-01-03 07:54:44

おととしの九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市で、竹で作ったやぐらに火をつけ無病息災を願う伝統の鬼火たきが2年ぶりに行われました。
朝倉市杷木松末の石詰集落では、1年間の無病息災を願う鬼火たきを40年以上前から行っていますが、九州北部豪雨で多くの住宅が流されて5人が犠牲となったため、去年は行うことができませんでした。
2年ぶりに行われた3日の鬼火たきでは、高さおよそ7mの竹のやぐらに火がつけられると、ぱんぱんという音とともに勢いよく燃え上がりました。
石詰集落は「二次災害のおそれがある状態が継続している」として自宅に寝泊まりすることができないため、今も仮設住宅などで避難生活を続けている人たちは、炎を見つめながらこの1年の無病息災と被災地の復興を願ったあと、餅を焼いて皆で食べていました。
豪雨で自宅が全壊した67歳の女性は「鬼火たきをすることができて涙が出るほどありがたいです。気持ちを一歩一歩、前に向かせるために頑張ります」と話していました。
小嶋喜治区長は「きょうのように皆さんと顔を合わせるのが何よりも楽しみです。ことしは復興が進んで、先が見えるような年になってほしいです」と話していました。
2年ぶりに行われた3日の鬼火たきでは、高さおよそ7mの竹のやぐらに火がつけられると、ぱんぱんという音とともに勢いよく燃え上がりました。
石詰集落は「二次災害のおそれがある状態が継続している」として自宅に寝泊まりすることができないため、今も仮設住宅などで避難生活を続けている人たちは、炎を見つめながらこの1年の無病息災と被災地の復興を願ったあと、餅を焼いて皆で食べていました。
豪雨で自宅が全壊した67歳の女性は「鬼火たきをすることができて涙が出るほどありがたいです。気持ちを一歩一歩、前に向かせるために頑張ります」と話していました。
小嶋喜治区長は「きょうのように皆さんと顔を合わせるのが何よりも楽しみです。ことしは復興が進んで、先が見えるような年になってほしいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース