長野県と岐阜県の間にある御嶽山は5年前に噴火があって、飛んできた石などで大勢の人が亡くなりました。
防衛大学校の先生たちは、コンピューターの3Dの技術を使ってこの噴火の映像を作りました。山の様子がはっきり見える映像で、噴火のときに石がどう飛ぶかがわかります。
高校生が協力して、この映像にVR=バーチャルリアリティの技術を使いました。専用の眼鏡をかけて映像を見ると、自分がその場所に立っているようにいろいろな方向を見ることができます。そして、石がどこに飛んでくるか、どこに逃げたらいいかがよくわかります。
長野県木曽町は、この映像を御嶽山に登る人たちに見せて、噴火のとき危ない場所がわかるようにしたいと考えています。