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希少動物のセンザンコウのうろこと象牙押収 香港
2019-02-01 08:59:09

香港の税関は、絶滅のおそれがあり国際的な取り引きが禁止されているセンザンコウのうろこと象牙、合わせて10トンを押収し、希少動物の密輸が増えているとして、さらに取り締まりを強化する方針です。

香港の税関は先月16日に、アフリカのナイジェリアから香港を経由してベトナムに向かう貨物船の荷物の中から、アジアやアフリカに生息している哺乳類のセンザンコウのうろこ8トンと象牙2トンを押収したと発表しました。
センザンコウは、全身を覆ううろこが漢方薬などの材料として高値で取り引きされていて、象牙とともに絶滅のおそれがあるとして、ワシントン条約で国際的な取り引きが禁止されています。
押収されたうろこと象牙は冷凍牛肉と偽って運ばれていたということで、日本円で合わせて8億6000万円相当にのぼるということです。
また税関は、これらの受け取り人だった香港の貿易会社に勤める39歳の男と29歳の女を逮捕しました。
香港では、去年1年間に希少動物の違法な取り引きで745件が摘発され、その数はこの3年間で2倍以上に増えています。
香港は、希少動物の違法な取り引きの世界的な中継地になっているという指摘もあり、税関は、ほかの国とも協力して、取り締まりをさらに強化する方針です。
センザンコウは、全身を覆ううろこが漢方薬などの材料として高値で取り引きされていて、象牙とともに絶滅のおそれがあるとして、ワシントン条約で国際的な取り引きが禁止されています。
押収されたうろこと象牙は冷凍牛肉と偽って運ばれていたということで、日本円で合わせて8億6000万円相当にのぼるということです。
また税関は、これらの受け取り人だった香港の貿易会社に勤める39歳の男と29歳の女を逮捕しました。
香港では、去年1年間に希少動物の違法な取り引きで745件が摘発され、その数はこの3年間で2倍以上に増えています。
香港は、希少動物の違法な取り引きの世界的な中継地になっているという指摘もあり、税関は、ほかの国とも協力して、取り締まりをさらに強化する方針です。
ソース:NHK ニュース