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小4女児死亡事件受け あす関係閣僚会議を開催へ
2019-02-07 02:40:40

千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し、傷害の疑いで両親が逮捕された事件を受け、安倍総理大臣は、参議院予算委員会で、8日に関係閣僚会議を開くことを明らかにしました。
この中で、安倍総理大臣は、千葉県野田市の事件について「幼い子どもが必死の思いで勇気を振り絞って発したSOSを、子たちを守るとりでとならなければならない学校や教育委員会が受け止めることができなかった。幼い命を守り切れなかったことは悔やんでも悔やみきれず、政府として深刻に受け止めている」と述べました。
そのうえで、「あす関係閣僚会議を開催し、緊急的な子どもの安全確認、虐待の可能性のある児童の情報の取り扱いに関する新たなルールの設定、そして児童相談所と学校など関係機関のさらなる連携の強化などの対応策を協議する」と述べました。
また、安倍総理大臣は「親権の停止や喪失の裁判所への申し立てなどの適切な運用を促し、関係省庁が連携してできることはすべてやるという強い決意で臨んでいく」と述べました。
そのうえで、「あす関係閣僚会議を開催し、緊急的な子どもの安全確認、虐待の可能性のある児童の情報の取り扱いに関する新たなルールの設定、そして児童相談所と学校など関係機関のさらなる連携の強化などの対応策を協議する」と述べました。
また、安倍総理大臣は「親権の停止や喪失の裁判所への申し立てなどの適切な運用を促し、関係省庁が連携してできることはすべてやるという強い決意で臨んでいく」と述べました。
公明 山口代表「関係機関が認識の共有と連携を」
公明党の山口代表は党の中央幹事会で、「児童相談所だけでは対応しきれず、さまざまな関連機関が認識を共有し、連携していくことが問われている。教育委員会や警察などとの連携も視野に入れるべきだ。まず実態をしっかりつかんだうえで、政府には関係閣僚会議などを開いて、法改正のあるべき内容を詰めてもらいたい」と述べました。
ソース:NHK ニュース