Hiện Furigana
“最強寒波” あす関東広範囲で雪 東京23区も大雪のおそれ
2019-02-08 08:28:49

8日は北海道の上空に観測史上、最も強い寒気が流れ込み、札幌市などでは日中も気温が氷点下10度を下回る厳しい寒さになりました。一方、9日は関東の広い範囲で雪が降り、東京23区を含めた平野部でも積もって大雪となるおそれがあり、十分な注意が必要です。
気象庁によりますと、北海道や東北北部には非常に強い寒気が南下し、札幌市の上空1500メートル付近では、午前9時に氷点下24度4分を観測しました。
昭和32年に統計を取り始めて以来、最も低いということです。
北海道や東北北部では、日中の気温がきょう未明の気温を上回らない状態が続き、札幌市や北海道旭川市などでは、日中も気温が氷点下10度を下回る厳しい寒さになりました。
この先1週間程度も気温が平年より低い状態が続く見込みで、引き続き、水道管の凍結や交通への影響、体調の管理に十分な注意が必要です。
一方、関東では、上空の寒気と低気圧の影響で、9日の朝から夜にかけて広い範囲で雪が降り、東京23区など南部の平野部でも積もって大雪となるおそれがあります。
9日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽関東南部の山沿いと平野部で10センチ、
▽関東北部の山沿いと平野部で8センチと予想されるほか、
▽東京23区でも5センチの雪が降ると予想されています。
その後も夜にかけて雪の量が増えるおそれがあり、気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響や、電線や樹木への着雪に十分注意するよう呼びかけています。
歩行中の転倒や車のスリップ事故、それに除雪作業中の事故に注意して、やむをえず車を運転する場合は冬用のタイヤやチェーンを装着するなど十分な対策をとってください。
昭和32年に統計を取り始めて以来、最も低いということです。
北海道や東北北部では、日中の気温がきょう未明の気温を上回らない状態が続き、札幌市や北海道旭川市などでは、日中も気温が氷点下10度を下回る厳しい寒さになりました。
この先1週間程度も気温が平年より低い状態が続く見込みで、引き続き、水道管の凍結や交通への影響、体調の管理に十分な注意が必要です。
一方、関東では、上空の寒気と低気圧の影響で、9日の朝から夜にかけて広い範囲で雪が降り、東京23区など南部の平野部でも積もって大雪となるおそれがあります。
9日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽関東南部の山沿いと平野部で10センチ、
▽関東北部の山沿いと平野部で8センチと予想されるほか、
▽東京23区でも5センチの雪が降ると予想されています。
その後も夜にかけて雪の量が増えるおそれがあり、気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響や、電線や樹木への着雪に十分注意するよう呼びかけています。
歩行中の転倒や車のスリップ事故、それに除雪作業中の事故に注意して、やむをえず車を運転する場合は冬用のタイヤやチェーンを装着するなど十分な対策をとってください。
関東南部の積雪 過去には大きな影響
関東南部の平野部では過去にも雪が積もり、大きな影響が出ています。6年前の平成25年1月には、関東南部を含む平野部でもまとまった雪が降り、横浜市で13センチ、東京の都心で8センチの雪が積もりました。この影響で、歩行中に転んで骨を折るなど、けがをした人が相次ぎ、当時のNHKのまとめでは、けが人は関東の1都6県で1500人余りに上りました。交通機関にも影響が出ました。車のスリップ事故が相次いだほか、首都高速道路の一部では車が立往生して、およそ1日わたって通行止めが続きました。また、関東のJRや私鉄の多くが運休したほか、関東の空港を発着する空の便の欠航なども相次ぎました。
歩行中の転倒事故に注意
9日は東京23区など平野部でも大雪となるおそれがあり、歩行中の転倒や車のスリップ事故、それに除雪作業中の事故などに十分な注意が必要です。道路に積もった雪が歩行者に踏み固められたり車で押し固められたりすると、表面が氷のようになり、歩行中の転倒が起きやすくなります。滑りやすい場所としては、横断歩道、地下鉄や地下街の出入り口、バスやタクシーの乗降場所などが挙げられます。滑り止めの付いた靴を履き、雪が積もった道や凍った道を歩く時には、歩幅を小さくして靴の裏全体を地面につけるようにして歩くと転倒しにくくなります
車のスリップ事故に注意
車のスリップ事故も起きやすくなります。冬用のタイヤやチェーンを装着したうえで、急発信や急ブレーキ、それに急ハンドルをせず、十分な車間距離を取るとともに速度を落とすことを心がけてください。気温が低くなると、路面が黒く凍っていないように見えても、表面の水分が凍結している「ブラックアイスバーン」の状態になり、スリップ事故が起きる危険性もあるので注意が必要です。
除雪作業や落雪にも注意
さらに、除雪作業中に屋根から転落したり、屋根からの落雪に埋もれたりする事故も少なくありません。除雪作業を行う際は、油断せず、命綱やヘルメットを着用し、助けを求めることができるよう、できるだけ2人以上で行うことが重要です。
成田空港は対策強化
成田空港では今月1日の朝、着陸後の旅客機が誘導路で脱輪し、2本ある滑走路のうちA滑走路が7時間にわたって閉鎖しました。脱輪は関東地方で前日から当日未明にかけて降った雪の影響とみられることから、成田空港会社は9日に予想されている雪に備えて、対策を強化することにしました。具体的には、凍結防止剤をより広い範囲にまくほか、路面の状況について、航空会社や管制への連絡を徹底するいうことです。成田空港会社滑走路保全部の渋谷俊行次長は「運航への影響が最小限となるよう万全の態勢で臨みたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース