米消費者物価べいしょうひしゃぶっか、４．９％上昇じょうしょう＝１０カ月連続伸がつれんぞくのび鈍化どんか―４月がつ

　米労働省べいろうどうしょうが１０日発表とおかはっぴょうした４月がつの消費者物価指数しょうひしゃぶっかしすう（ＣＰＩ）は、前年同月比ぜんねんどうげつひ４．９％上昇じょうしょうした。伸のびは昨年さくねん６月がつをピークに１０カ月連続げつれんぞくで鈍化どんかし、２０２１年ねん４月以来がついらい２年ねんぶりの低水準ていすいじゅん。市場予想しじょうよそう（５．０％）も下回したまわり、インフレ抑制よくせいを目指めざす連邦準備制度理事会れんぽうじゅんびせいどりじかい（ＦＲＢ）が利上りあげの一時停止いちじていしに踏ふみ切きるかが注目ちゅうもくされる。

　項目別こうもくべつでは、ガソリンが１２．２％の大幅低下おおはばていか。中古車ちゅうこしゃ・トラックも６．６％下さがった。食品しょくひんは７．７％上昇じょうしょうと、８カ月連続げつれんぞくで伸のびが縮小しゅくしょうした。

　一方いっぽう、変動へんどうの激はげしい食品しょくひんとエネルギーを除のぞいたコア指数しすうの上昇率じょうしょうりつは５．５％と、３月がつの５．６％を下回したまわったものの、高水準こうすいじゅんにとどまった。

ソース：NHK ニュース