経けい産さん省しょう職員しょくいんわいせつ事件じけん初はつ公判こうはん 起訴きそ内容ないよう認みとめる 職員しょくいんは懲戒ちょうかい免職めんしょく

経済けいざい産業さんぎょう省しょうの職員しょくいんが知人ちじんの女性じょせいに睡眠薬すいみんやくを混まぜた飲み物のみものを飲のませてわいせつな行為こういをしたとして準じゅん強制きょうせいわいせつの罪つみなどに問とわれている事件じけんの初はつ公判こうはんが開ひらかれ、被告ひこくは起訴きそされた内容ないようを認みとめました。また、経済けいざい産業さんぎょう省しょうは被告ひこくの職員しょくいんについて、15日にち付づけで懲戒ちょうかい免職めんしょくの処分しょぶんとしました。

経済けいざい産業さんぎょう省しょうの職員しょくいん、佐藤さとう大だい被告ひこく（33）は去年きょねん12月つき、足立あだち区内くないのインターネットカフェで知人ちじんの20代だいの女性じょせいに睡眠薬すいみんやくを混まぜた飲み物のみものを飲のませた上うえ、わいせつな行為こういをしたとして準じゅん強制きょうせいわいせつの罪つみなどに問とわれています。

15日にち、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょで開ひらかれた初はつ公判こうはんで、被告ひこくは起訴きそされた内容ないようについて「認みとめます」と述のべました。

検察けんさつは「ネットカフェで被告ひこくが持もってきた2、3杯はい目めのドリンクに苦にがみがした。その後そのご、意識いしきがもうろうとした」とする被害ひがい者しゃの女性じょせいの調書ちょうしょを読み上よみあげたほか、被告ひこくが犯行はんこうに使用しようされたとされる睡眠すいみん導入どうにゅう剤ざいと同おなじ種類しゅるいの薬くすりを以前いぜん、海外かいがいの領事館りょうじかんに勤つとめていた際さいに処方しょほうを受うけていたと述のべました。

被告ひこくは同様どうようの手口てぐちでこれまでに5回かい逮捕たいほされていて、15日にちはそのうち2つの事件じけんについて審理しんりが行おこなわれました。

次回じかいの裁判さいばんは6月つき14日にちに行おこなわれます。

被告ひこくは懲戒ちょうかい免職めんしょくの処分しょぶん

経済けいざい産業さんぎょう省しょうは、職員しょくいんの佐藤さとう大だい被告ひこくについて15日にち付づけで懲戒ちょうかい免職めんしょくの処分しょぶんとしました。

経済けいざい産業さんぎょう省しょうは、「このような行為こういは言語げんご道断どうだんであり、決けっして許ゆるされるものではない。国民こくみんの公務こうむに対にたいする信頼しんらい性せいを著いちじるしく失墜しっついさせるものであり、誠まことに遺憾いかんだ。職員しょくいん1人にん1人にんが高たかい倫理りんり観かんを持もって業務ぎょうむに取り組とりくみ、服務ふくむ規律きりつを順守じゅんしゅすることを徹底てっていしてまいります」とコメントしています。

ソース：NHK ニュース