ドイツ　「ベルリンの壁かべ」がなくなってから２５年ねん

「ベルリンの壁かべ」はドイツのベルリンにあった約やく１６０ｋｍの壁かべです。第２次世界大戦だいにじせかいたいせんのあと、自由主義じゆうしゅぎの西にしドイツと、共産主義きょうさんしゅぎの東ひがしドイツの間あいだにできました。このため、２つの国くにを自由じゆうに行いったり来きたりすることはできませんでした。

しかし、そのあと両方りょうほうの国くにの人ひとたちが壁かべを壊こわして、２つの国くにが一緒いっしょになって、今いまのドイツができました。

９日ここのか、壁かべを壊こわしてから２５年ねんになりました。ドイツのメルケル首相しゅしょうはベルリンの壁かべ記念館きねんかんに行いって、壁かべを越こえようとして亡なくなった人ひとたちのために祈いのりました。そして「私わたしたちはいろいろなことをよくする力ちからを持もっています。このことをウクライナやシリア、イラクなどの人ひとたちに伝つたえたいです」と話はなしました。

９日ここのかの夜よるには、壁かべがあった場所ばしょに並ならべた約やく８０００個この光ひかる風船ふうせんを空そらに上あげるイベントがありました。風船ふうせんにはみんなが書かいた願ねがいを付つけました。大勢おおぜいの人ひとたちが空そらに上あがる風船ふうせんを見みていました。

ソース：NHK ニュース