京都きょうとの寺てら　２０歳さいになる女性じょせいたちが「弓ゆみの引ひき初ぞめ」

京都市きょうとし東山区ひがしやまくの寺てらにある三十三間堂さんじゅうさんげんどうという建物たてものの廊下ろうかは、長ながさが約やく１２０ｍもあります。この廊下ろうかでは、江戸時代えどじだい、弓ゆみの上手じょうずな人ひとたちが弓ゆみの競技きょうぎを行おこなっていました。このため、今いまでも毎年まいとし１月がつに、弓道きゅうどうの全国大会ぜんこくたいかい（＝日本にっぽんでいちばんを決きめる大会たいかい）を行おこなっています。

１８日にちは、２０歳さいの成人せいじん式しきのお祝いわいをした女性じょせいたちが、全国大会ぜんこくたいかいの前まえに、ことし初はじめて弓ゆみを引ひく「弓ゆみの引ひき初ぞめ」を行おこないました。きれいな着物きものを着きた約やく１００人にんの女性じょせいたちは９人にんずつ並ならんで、弓ゆみを引ひいて矢やを飛とばしました。的まとは６０m先さきにあって直径ちょっけいが１ｍです。

「弓ゆみの引ひき初ぞめ」を行おこなった女性じょせいは「緊張きんちょうしましたが、一本いっぽん一本いっぽん大切たいせつに弓ゆみを引ひこうと思おもいました。しっかりした大人おとなになりたいと思おもいます」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース