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“五輪で感染拡大しないよう対策を” 全国知事会で意見相次ぐ
2021-07-11 02:57:05

東京都に4回目となる緊急事態宣言が12日から出されるのを前に、全国知事会の会合が開かれました。
開幕まで2週間を切った東京オリンピックによって感染が拡大しないよう、十分な対策が必要だといった意見が相次ぎました。
開幕まで2週間を切った東京オリンピックによって感染が拡大しないよう、十分な対策が必要だといった意見が相次ぎました。
オンラインで開かれた会合では、開幕まで2週間を切った東京オリンピックをめぐる発言が相次ぎました。
愛知県の大村知事は「海外の選手の水際対策を徹底し、陽性者だけでなく、濃厚接触者も水際で留め置くべきだ。パブリックビューイングは全国的な自粛を求めたい」と述べました。
札幌ドームでの競技が無観客となった北海道の鈴木知事は「無観客はやむをえないが、観戦を楽しみにしていた人の気持ちをむだにしないためにも、安全な観戦スタイルを国が呼びかけるべきだ」と述べました。
島根県の丸山知事は「大会関係者を別枠とする対応は国民の協力が得られにくい状況を作っているのではないか。オリンピックによる感染拡大は避けられないと思って対応する必要がある」と指摘しました。
全国知事会はこのあと、東京オリンピック・パラリンピックに加え、お盆の帰省や旅行での都道府県をまたぐ移動は慎重に判断するよう呼びかけることなどを国に求める提言をまとめることにしています。
ソース:NHK ニュース