水深すいしん120mの観光船かんこうせん　「飽和潜水ほうわせんすい」捜索そうさく…手てがかりなし

　水深すいしん120メートルに沈しずむ観光船かんこうせん「KAZU1」。19日にち、深ふかい海うみに潜水士せんすいしを送おくり込こむことを可能かのうにする、「飽和潜水ほうわせんすい」による捜索そうさくが実施じっしされました。
　作業船さぎょうせんの甲板かんぱんには、大おおきな穴あなが開ひらいていて、そこから潜水士せんすいしを乗のせたカプセルが水中すいちゅうへ下おろされます。
　およそ40分ぷんかけて、民間みんかんの潜水士せんすいしを乗のせたカプセルが水深すいしん100メートルに到達とうたつ。2時間じかんにわたって、船ふねの周囲しゅういや船内せんないの捜索そうさくが行おこなわれました。
　国土交通省こくどこうつうしょう・木村次郎政務官きむらじろうせいむかん：「ダイバー2名めいが船内せんないに侵入しんにゅうして、現在げんざいも捜索そうさくが行おこなわれていますが、行方不明者ゆくえふめいしゃにつながる新あらたな手掛てがかりは確認かくにんされていません」
　20日はつかも引ひき続つづき、飽和潜水ほうわせんすいによる捜索そうさくが進すすめられる予定よていです。

ソース：NHK ニュース