知床沖観光船沈没しれとこおきかんこうせんちんぼつ1か月げつ　きょうにも船体せんたいつり上あげ

　北海道ほっかいどうの知床半島沖しれとこはんとうおきで観光船かんこうせんが沈没ちんぼつした事故じこから23日にちで1カ月げつになります。作業船さぎょうせんによる引ひき揚あげ作業さぎょうを再開さいかいし23日にちにも船体せんたいを海面かいめんの近ちかくまでつり上あげるということです。
　引ひき揚あげ作業さぎょうを再開さいかいするため22日夕方かゆうがた、民間みんかんの作業船さぎょうせんが網走港あばしりこうを出発しゅっぱつしました。
　23日にちは船体せんたいにベルトをつけて海面かいめんの近ちかくまでつり上あげる予定よていです。
　24日かには海進かいしんの上うえに載のせて2、3日みっかかけて船ふねの中なかの水みずを抜ぬく方針ほうしんです。
　観光船かんこうせん「KAZU1」が沈没ちんぼつした事故じこは23日にちで発生はっせいから1カ月げつが経たちます。
　斜里町しゃりまちに置おかれた献花台けんかだいでは訪おとずれた人ひとが花はなを手向たむけ犠牲者ぎせいしゃを悼いたみました。
　この事故じこで乗客じょうきゃく・乗員じょういん26人にんのうち14人にんが死亡しぼうし、依然いぜん12人にんの行方ゆくえが分わかっていません。

ソース：NHK ニュース