Hiện Furigana
神宮外苑再開発 小池都知事“詳細な情報公開を” 事業者に要請
2022-05-27 08:49:17

樹木の伐採計画がある明治神宮外苑の再開発について東京都の小池知事は、事業者に対して詳細な情報公開を行い、都民の共感と参画を得ながら進めるよう求めたことを明らかにしました。
東京 新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発で、事業者はおよそ900本の樹木を伐採する一方、新たにおよそ980本を植えるとしているほか、秋には黄色く色づく4列のいちょう並木は保存するとしています。
ただ、再開発による環境への影響を話し合う26日の都の審議会では専門家の委員から、事業者の説明や資料の提出が不十分で、判断ができないなどといった指摘が出されました。

東京都の小池知事は27日の会見で、事業者の三井不動産と伊藤忠商事、それに明治神宮などに対して、都民の共感と参画を得ながら進めることなどを26日、文書で求めたことを明らかにしました。
文書では、今ある樹木について、複数の樹木医の意見も聴き、樹木の状態を詳細に調査して公表することや、極力、保存または移植すること、とりわけいちょう並木の保全には万全を期すことを求めています。
小池知事は「多くの都民の共感と参画を得ながら進めていくことが鍵だ。事業者には必要な資料をしっかりと提出し、真摯(しんし)に対応するよう求めている」と述べました。
文書では、今ある樹木について、複数の樹木医の意見も聴き、樹木の状態を詳細に調査して公表することや、極力、保存または移植すること、とりわけいちょう並木の保全には万全を期すことを求めています。
小池知事は「多くの都民の共感と参画を得ながら進めていくことが鍵だ。事業者には必要な資料をしっかりと提出し、真摯(しんし)に対応するよう求めている」と述べました。
ソース:NHK ニュース