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EEZで韓国が海洋調査 官房長官“事前の同意申請なく強く抗議”
2022-05-30 03:28:39

島根県の竹島周辺の日本のEEZ=排他的経済水域で、韓国の調査船が海洋調査を実施していたことが確認されたことについて、松野官房長官は韓国側から事前の同意の申請がなかったなどとして、外交ルートを通じて抗議を行ったと説明しました。
外務省によりますと29日、島根県の竹島周辺の日本の排他的経済水域で、韓国の国立海洋調査院に所属する調査船が、断続的にワイヤーのようなものなどを海の中に投下して航行しているのを、海上保安庁の巡視船が確認しました。

これについて松野官房長官は午前の記者会見で「海洋の科学的調査について、韓国側からわが国に対し、事前に同意の申請はなされていない。韓国側に直ちに外交ルートを通じ、わが国のEEZでの事前同意のない海洋の科学的調査の実施は受け入れられず、即時に中止するよう強く抗議を行った」と述べました。
そのうえで「竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかに日本固有の領土であり、韓国側の一連の行動は到底受け入れられない。わが国は竹島問題についての一貫した立場に基づき、引き続き韓国側に適切な対応を強く求めていく考えだ」と述べました。
また、韓国側から現場海域で調査していると応答があったほか、日本の抗議に対して外交ルートで韓国側の従来の立場を述べるとともに、今回の事実関係を確認するという反応があったと明らかにしました。
そのうえで「竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかに日本固有の領土であり、韓国側の一連の行動は到底受け入れられない。わが国は竹島問題についての一貫した立場に基づき、引き続き韓国側に適切な対応を強く求めていく考えだ」と述べました。
また、韓国側から現場海域で調査していると応答があったほか、日本の抗議に対して外交ルートで韓国側の従来の立場を述べるとともに、今回の事実関係を確認するという反応があったと明らかにしました。
ソース:NHK ニュース