逮捕されたのは、JA横浜本郷支店 金融業務係の飯盛健太容疑者(26)です。
警察によりますと、5月14日に横浜市港南区の70代の女性の自宅を訪れ、偽名の名刺を出してJAから来たと伝えたうえで、「警察からお客さんの口座を調べるよう言われている」などと、うそを言ってキャッシュカードを盗んだ疑いが持たれています。
その後、女性の口座からは30万円が引き出されたということです。
これまでの調べによりますと、被害に遭った女性はJAの顧客で、飯盛職員の自宅から複数の顧客の住所や氏名などが載った資料が見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
調べに対して容疑を認めているということで、警察は不正に持ち出した顧客情報を悪用していたとみて調べています。
また、JAの職員を名乗る人物がキャッシュカードを盗もうとするケースは県内で複数発生しているということで、警察は関連がないか捜査しています。
JA横浜は「金融詐欺からお客様を守る立場にあるにもかかわらず大変な損害を与え申し訳ありません」とコメントしています。
Hiện Furigana
JA職員 逮捕 顧客情報悪用し高齢の顧客宅を訪れカード盗んだか
2022-05-31 08:57:03

JAの職員を名乗って高齢者の自宅を訪れ、キャッシュカードを盗んだのは、本物のJAの職員でした。逮捕された26歳の職員の自宅からは顧客の住所などが書かれた資料が見つかっていて、警察は、不正に持ち出した情報を悪用していたとみて調べています。

ソース:NHK ニュース