Hiện Furigana
盗まれたチワワを無事保護 マイクロチップが決め手に 北九州
2022-06-01 10:31:46

ペットの犬や猫が迷子になったときなどに飼い主がわかるよう、6月1日からマイクロチップの装着が販売業者に義務づけられました。そうした中、北九州市では盗まれたチワワがマイクロチップが決め手となり、無事保護されました。
保護されたのは、ことし4月に北九州市内のペットショップから盗まれた当時、生後3か月のオスのチワワです。
店は、このチワワに15桁の識別番号が記録されたマイクロチップを装着していました。
警察によりますと、チワワは店を訪れた客が「犬をだっこしたい」と要望し、店員の注意をそらした隙に連れ去られたということです。
通報を受けた警察は、防犯カメラの映像などをもとに捜査を進め、1日、店を訪れた50歳の客の自宅でチワワを見つけ、装着されていたマイクロチップの識別番号を確認したところ、盗まれた犬のものと一致したということです。
警察は、今回の事件で「マイクロチップが盗まれた犬を特定する決め手になった」としています。
客は窃盗の疑いで逮捕され、警察の調べに対して、「犬は友達からもらった。盗んでいない」などと、容疑を否認しているということです。
迷子になったり飼育放棄されたりした犬や猫の飼い主の特定を進めやすくするため、6月1日から販売業者などにマイクロチップの装着を義務づける改正動物愛護管理法が施行されましたが、盗難被害にあったペットの特定にも役立った形になりました。
ソース:NHK ニュース