銃規制求じゅうきせいもとめ全米ぜんべいで大規模だいきぼデモ　乱射事件生存者らんしゃじけんせいぞんしゃが議会批難ぎかいひなん

　銃じゅうの乱射事件らんしゃじけんが相次あいつぐなか、アメリカ各地かくちで銃規制じゅうきせいの強化きょうかを求もとめる大規模だいきぼなデモ行進こうしんが行おこなわれました。
　主催しゅさいする団体だんたいによりますと、「私わたしたちの命いのちのための行進こうしん」と名付なづけられたデモ行進こうしんは11日にちに首都しゅとワシントンをはじめ全米ぜんべい400カ所以上しょいじょうで行おこなわれました。
　ワシントンではデモの主催団体しゅさいだんたいの創設者そうせつしゃで2018年ねんにフロリダ州しゅうの高校こうこうで生徒せいとら17人にんが死亡しぼうした銃乱射事件じゅうらんしゃじけんの生存者せいぞんしゃの1人ひとりが、悲劇ひげきが繰くり返かえされてもなお、銃規制じゅうきせいに踏ふみ切きらない議会ぎかいを強つよく非難ひなんしました。
　そのうえで、参加者さんかしゃに対たいして「銃暴力じゅうぼうりょくに怯おびえて生いきる必要ひつようがなくなるまで行動こうどうを求もとめ続つづけよう」と呼よび掛かけました。
　アメリカの議会下院ぎかいかいんでは8日ようかに銃規制法案じゅうきせいほうあんが可決かけつした一方いっぽう、与党よとうと銃規制じゅうきせいに後うしろ向むきな野党やとうで勢力せいりょくが拮抗きっこうする上院じょういんで可決かけつするのは容易よういではなく、成立せいりつのめどは立たっていません。

ソース：NHK ニュース