アーティスティックスイミングの米代表選手べいだいひょうせんしゅ、プールで意識失いしきうしなう　コーチが飛とび込こみ救出きゅうしゅつ

　ハンガリーで開催かいさいされている世界水泳選手権せかいすいえいせんしゅけんで、意識いしきを失うしないプールの底そこに沈しずんだ米国代表べいこくだいひょうの選手せんしゅをコーチが救出きゅうしゅつする出来事できごとがありました。
　意識いしきを失うしなったのは２５歳さいのアニタ・アルバレス選手せんしゅ。２２日にちに行おこなわれたアーティスティックスイミングのソロ・フリールーティンで演技えんぎを終了しゅうりょうした後あとでした。その様子ようすを見みたコーチのアンドレア・フエンテス氏しはプールに飛とび込こみ、アルバレス選手せんしゅを抱かかえて水面すいめんに浮上ふじょう。プールの縁えんまで運はこびました。
　アルバレス選手せんしゅの２３日にちの体調たいちょうは「非常ひじょうに良好りょうこう」で、検査けんさの結果けっかも全まったく問題もんだいないものだったとフエンテス氏しはＣＮＮに語かたりました。同氏自身どうしじしん、アーティスティックスイミングの選手せんしゅとして４個この五輪ごりんメダルを獲得かくとくしています。
　アルバレス選手せんしゅは２０１６年ねんと２０年ねんの五輪ごりんに出場しゅつじょうしました。救出きゅうしゅつされた直後ちょくごはプールサイドで治療ちりょうを受うけ、その後担架ごたんかで運はこばれました。
　フエンテス氏しがプールに飛とび込こんでアルバレス選手せんしゅを救出きゅうしゅつしたのはこれで２度目どめです。前回ぜんかいは昨年さくねんの五輪ごりんの予選大会よせんたいかいでのことでした。

ソース：NHK ニュース