気象庁によりますと、台風から離れた地域で雨量が多くなっている理由、それは「台風からの湿った風」と「太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気」です。
台風4号の周辺では、反時計まわりに南寄りの風が吹き込んでいます。
一方、先週の全国的な猛暑の要因となった太平洋高気圧は、勢力が弱まって南へ下がり、高気圧の縁をまわるように時計まわりに暖かく湿った空気が日本列島に流れ込んでいます。
この2つの大きな空気の流れに加えて、西日本から北日本にかけての上空には寒気も南下して、大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達しやすくなっているといいます。
Hiện Furigana
台風4号 遠く離れた東日本や北日本で なぜ大雨に?
2022-07-04 13:37:38

台風4号が近づいている西日本だけでなく、遠く離れた東日本や北日本でも大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達して、非常に激しい雨や猛烈な雨が降ったところがあります。
「台風からの風」と「太平洋高気圧の縁をまわる空気」

自転車並みの速度 災害の危険度高まるおそれ

今回の台風4号では「長く続く雨」による災害にも警戒が必要です。
気象庁は、
▼西日本では6日にかけて、
▼東日本では7日ごろにかけて、
大雨が続くと予想しています。
台風4号は太平洋高気圧の周辺の風に流されて東寄りの進路を進む見込みですが、風が弱いため、自転車並みのおよそ20キロと比較的動きが遅いのが特徴です。
移動速度がゆっくりになれば、それだけ雨や風の影響を受ける時間が長くなり、西日本や東日本の太平洋側を中心に総雨量が多くなるおそれがあります。
気象庁は、すでに大雨になっているところに台風本体の雨雲がかかると、災害の危険度が高まるおそれがあるとして、最新の台風情報や、キキクル(危険度分布)などを確認し、早めに安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁は、
▼西日本では6日にかけて、
▼東日本では7日ごろにかけて、
大雨が続くと予想しています。
台風4号は太平洋高気圧の周辺の風に流されて東寄りの進路を進む見込みですが、風が弱いため、自転車並みのおよそ20キロと比較的動きが遅いのが特徴です。
移動速度がゆっくりになれば、それだけ雨や風の影響を受ける時間が長くなり、西日本や東日本の太平洋側を中心に総雨量が多くなるおそれがあります。
気象庁は、すでに大雨になっているところに台風本体の雨雲がかかると、災害の危険度が高まるおそれがあるとして、最新の台風情報や、キキクル(危険度分布)などを確認し、早めに安全を確保するよう呼びかけています。
ソース:NHK ニュース