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巨大地震想定「緊急消防援助隊」の合同訓練 8道県が参加 岩手
2023-11-19 07:49:13

日本海溝・千島海溝沿いで起きた巨大地震によって太平洋沿岸の広い範囲で被害が出たと想定し、県境を越えた救助活動を行う「緊急消防援助隊」の連携を確認する大規模な合同訓練が、8つの道県の消防が参加して岩手県宮古市で行われました。
訓練は東北と北海道、それに新潟県の8つの道と県の消防や岩手県警察本部、それに海上保安庁などから1200人余りが参加して、18日から岩手県内の各地で行われました。
19日は日本海溝・千島海溝沿いの岩手県沖を震源とする最大震度6強の揺れを伴う巨大地震が発生したと想定し、宮古市の宮古港のふ頭で「緊急消防援助隊」などの合同訓練が行われました。
土砂崩れに巻き込まれ車に閉じ込められた人を救出する訓練では、隊員たちがスコップやチェーンソーを使って土砂やがれきを取り除き、車内から運び出していました。
また、地震で崩れた建物に取り残された人を助ける訓練では隊員たちがはしご使って建物の内部に入る手順を確認していました。
さらに海上では、津波で流された人を救助する訓練も行われ、漂流者役の人にヘリコプターが低空飛行で近づいてロープを垂らし機内につり上げていました。
ソース:NHK ニュース