能登のと地震じしんの課題かだい検証けんしょうワーキンググループ “地震じしん後ごの水害すいがい”議論ぎろん

能登のと半島はんとう地震じしんの課題かだいを検証けんしょうする国くにのワーキンググループが開ひらかれ、9月つきの記録きろく的てきな大雨おおあめを受うけて新あらたに浮かび上うかびあがった大だい地震じしんのあとの水害すいがいの課題かだいや対策たいさくについて、意見いけんが交かわされました。

ことし1月つきの能登のと半島はんとう地震じしんを受うけて国くには6月つきからワーキンググループを立たち上あげて当時とうじの課題かだいの検証けんしょうを進すすめています。

7回かい目めの7日にちは、先月せんげつの記録きろく的てきな大雨おおあめで再ふたたび能登のと地方ちほうに大おおきな被害ひがいが出でたことから、大だい地震じしんのあとの水害すいがいへの対応たいおうをテーマに専門せんもん家かなどの委員いいんが意見いけんを交かわしました。

この中なかで、委員いいんからは、地震じしんに加くわえ大雨おおあめでも被災ひさいした住宅じゅうたくは別々べつべつの被害ひがいとして認定にんていするかどうか考え方かんがえかたを整理せいりすべきだとか、地震じしん後ごの避難ひなん生活せいかつによる精神せいしん的てきストレスで大雨おおあめの際さいに避難ひなんに難色なんしょくを示しめしたケースがあり、避難ひなんの促うながし方かたを考かんがえるべきだといった意見いけんが出だされました。

また、地震じしんで地盤じばんが緩ゆるんだことで大雨おおあめの被害ひがいが広ひろがったという指摘してきがあることについて、同おなじことが南海なんかいトラフ巨大きょだい地震じしんでも想定そうていされるとして議論ぎろんを求もとめる意見いけんもありました。

ワーキンググループは、この秋あきまでに報告ほうこく書しょを取とりまとめる方針ほうしんで、検証けんしょう結果けっかは南海なんかいトラフ巨大きょだい地震じしんや首都しゅと直下ちょっか地震じしんなどの対策たいさくにも役立やくだてられます。

ソース：NHK ニュース