Hiện Furigana
独首相 トランプ大統領と初会談へ 歩み寄りなるか
2017-03-17 07:55:52

ドイツのメルケル首相は17日、ワシントンを訪れて、アメリカのトランプ大統領と初めての直接会談に臨むことになっており、難民問題などをめぐって、立場が大きく異なる両首脳が、どこまで歩み寄ることができるのか、注目されます。
メルケル首相は17日、ワシントンを訪れてトランプ大統領と初めての首脳会談を行い、NATO=北大西洋条約機構を中心とする安全保障政策や、対ロシア政策などについて、意見を交わすものと見られます。
ただ、トランプ大統領は、これまでメルケル首相が中東やアフリカからの難民を積極的に受け入れてきたことを「破滅的な間違いだ」と批判したほか、トランプ政権で通商政策を担う幹部は、ドイツがアメリカに対して貿易黒字を出し続けていると名指しで不満を示しています。
このため、メルケル首相は訪問を前に、「お互いを批判し合うより、1対1で直接会談するほうがよい」と述べ、首脳間で率直に意見を交わしたいという考えを示しました。
一方、ドイツ国民はトランプ政権に冷ややかな視線を向けていて、先月の世論調査では「アメリカが信頼できるパートナーだ」と答えた人は22%にとどまり、去年11月の3分の1にまで減少しました。
ドイツのメディアは今回の首脳会談について、「メルケル首相はトランプ大統領に対して、親密さだけでなく、批判的な姿勢も示さなければならない」と伝えていて、立場が大きく異なる両首脳が、どこまで歩み寄ることができるのか、注目されます。
ただ、トランプ大統領は、これまでメルケル首相が中東やアフリカからの難民を積極的に受け入れてきたことを「破滅的な間違いだ」と批判したほか、トランプ政権で通商政策を担う幹部は、ドイツがアメリカに対して貿易黒字を出し続けていると名指しで不満を示しています。
このため、メルケル首相は訪問を前に、「お互いを批判し合うより、1対1で直接会談するほうがよい」と述べ、首脳間で率直に意見を交わしたいという考えを示しました。
一方、ドイツ国民はトランプ政権に冷ややかな視線を向けていて、先月の世論調査では「アメリカが信頼できるパートナーだ」と答えた人は22%にとどまり、去年11月の3分の1にまで減少しました。
ドイツのメディアは今回の首脳会談について、「メルケル首相はトランプ大統領に対して、親密さだけでなく、批判的な姿勢も示さなければならない」と伝えていて、立場が大きく異なる両首脳が、どこまで歩み寄ることができるのか、注目されます。
ソース:NHK ニュース