Hiện Furigana
ベトナムのドクさんが広島県の大学で「平和」を教える
2017-03-30 11:30:00

ベトナムのグエン・ドクさんは、生まれたとき、双子の兄のベトさんと体の下の部分がつながっていました。ベトナム戦争のときに、アメリカの軍が使った「枯れ葉剤」という薬が原因だと考えられています。29年前、2人が7歳のとき、日本が手伝って体を分ける手術を行いました。ドクさんは今、ベトナムの病院で働いています。
ドクさんは去年10月、広島県に来て「枯れ葉剤」の被害の大きさなどについて話しました。このときドクさんが日本で働きたいと話したため、広島国際大学は来月から、ドクさんに客員教授になってもらうことにしました。ドクさんはときどき大学に来て、平和や命の大切さなどについて教えることにしています。
ソース:NHK ニュース