Hiện Furigana
新年度 暮らしに身近な税制が変わる
2017-03-31 21:29:05

燃費のよい自動車の税負担を軽減する、いわゆるエコカー減税の適用条件が厳しくなります。これまでは新車の9割程度が減税の対象でしたが、燃費基準が厳しくなることでエコカー減税の対象は、この春から1年間は新車の8割程度、来年春からは7割程度に絞り込まれます。
エコカー減税
燃費のよい自動車の税負担を軽減する、いわゆるエコカー減税の適用条件が厳しくなります。これまでは新車の9割程度が減税の対象でしたが、燃費基準が厳しくなることでエコカー減税の対象は、この春から1年間は新車の8割程度、来年春からは7割程度に絞り込まれます。
タワーマンション
いわゆるタワーマンションにかかる固定資産税も変わります。これまでは、床面積が同じならばどの階の部屋であっても税額は同じでした。これをマンション1棟にかかる全体の税額は変えずに、中間の階から1階上がるごとに税額が高く、逆に1階下がるごとに税額が安くなるよう見直します。適用されるのは4月1日以降、新たに発売され、高さ60メートルを超えて平成30年度から課税対象となる新築マンションです。
外国居住者
富裕層が海外に保有している資産を子どもなどが相続したり贈与を受けたりした場合、相続税や贈与税がかからなくなる条件を厳しくします。これまでは、親と子どもがともに海外に住んでいる期間が5年を超えれば課税の対象から外れましたが、今後は10年を超えなければ課税の対象となります。
経済活性化
このほか、企業が賃上げをした場合、法人税を減税する制度や、企業の研究開発を後押しする減税措置が拡充されます。
ソース:NHK ニュース