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津波で被災の洋風建築物 修繕終え公開 宮城 石巻
2017-04-02 03:37:13

公開されたのは石巻市中心部の商店街にある旧観慶丸商店です。旧観慶丸商店は木造3階建てで、昭和5年に石巻市内で初めての百貨店として建築されました。
東日本大震災が起きた当時は、陶器店として営業していましたが、津波で1階部分が浸水しました。このため一時は解体も検討されましたが、タイル張りの洋風建築は市民に親しまれていたことから、市が譲り受け、文化財として活用することを決めました。
そして、壊れた壁の付け替えや耐震補強などの修繕工事が終了し、6年ぶりに公開されました。
2日からは地元出身の画家の作品展が開かれていて、参加者たちは当時の面影を残した建物に見入りながら、作品を楽しんでいました。
かつて建物を所有していた梁川優子さんは「津波で泥だらけになった場所を復活させようと支援してくれた全国の方々に、この姿を見てもらいたい。私が育った思い出の場所ですが、これからは石巻市の文化を発信してほしい」と話していました。
東日本大震災が起きた当時は、陶器店として営業していましたが、津波で1階部分が浸水しました。このため一時は解体も検討されましたが、タイル張りの洋風建築は市民に親しまれていたことから、市が譲り受け、文化財として活用することを決めました。
そして、壊れた壁の付け替えや耐震補強などの修繕工事が終了し、6年ぶりに公開されました。
2日からは地元出身の画家の作品展が開かれていて、参加者たちは当時の面影を残した建物に見入りながら、作品を楽しんでいました。
かつて建物を所有していた梁川優子さんは「津波で泥だらけになった場所を復活させようと支援してくれた全国の方々に、この姿を見てもらいたい。私が育った思い出の場所ですが、これからは石巻市の文化を発信してほしい」と話していました。
ソース:NHK ニュース