Hiện Furigana
芋を海水で洗う天然記念物のサル 逃げ出し防ぐ監視員 宮崎
2017-04-09 09:03:38

野生のニホンザルが芋を海水で洗って食べる行動で知られる宮崎県串間市の幸島で、浅瀬に砂が堆積したために潮が大きく引くと対岸とほぼ陸続きになって、国の天然記念物のサルが逃げ出すおそれが出てきたことから、9日から監視員が配置されました。
宮崎県串間市のおよそ200メートル沖合の幸島に生息するニホンザルは、昭和28年、芋の汚れを海水で洗って食べる姿が確認されたことで、「文化を持つサル」として世界的に知られるようになりました。
現在、およそ100匹が生息していますが、ことしになって、幸島と対岸の間の浅瀬に砂が堆積し、潮が大きく引くとほぼ陸続きとなって、国の天然記念物のサルが逃げ出すおそれが出てきたことから、市が9日から監視員を配置しました。
監視員は地元の女性で、対岸と陸続きになった場所にそれぞれ1人が立ち、訪れた観光客の食べ物につられるなどして、島から逃げ出しそうなサルを見つけた場合、大きな声を出すなどして追い返します。
串間市生涯学習課の宮田浩二係長は「サルたちは島にいてくれてこそ、天然記念物なので、監視員でなんとか防ぎたい」と話していました。
現在、およそ100匹が生息していますが、ことしになって、幸島と対岸の間の浅瀬に砂が堆積し、潮が大きく引くとほぼ陸続きとなって、国の天然記念物のサルが逃げ出すおそれが出てきたことから、市が9日から監視員を配置しました。
監視員は地元の女性で、対岸と陸続きになった場所にそれぞれ1人が立ち、訪れた観光客の食べ物につられるなどして、島から逃げ出しそうなサルを見つけた場合、大きな声を出すなどして追い返します。
串間市生涯学習課の宮田浩二係長は「サルたちは島にいてくれてこそ、天然記念物なので、監視員でなんとか防ぎたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース