Hiện Furigana
“総選挙前倒し” イギリス議会が採決へ
2017-04-19 08:43:23

イギリスのメイ首相がことし6月に総選挙を前倒ししたい考えを示したことを受けて、イギリス議会は19日、これを認めるかどうかを採決で決めることにしていますが、最大野党の労働党が賛成する考えを示していることから、総選挙の実施が決まるものと見られます。
イギリスのメイ首相は18日、EU=ヨーロッパ連合からの離脱に向けたみずからの交渉方針を争点に、2020年に行われる予定だった総選挙を前倒しして6月8日に行いたい考えを明らかにしました。
総選挙を前倒しして実施するには議会の3分の2の賛成が必要で、議会下院は19日午後(日本時間の19日夜)、審議を行った後、採決を行う予定です。
イギリスの公共放送BBCは、与党の保守党に加えて最大野党の労働党と自由民主党が賛成する考えを示していて、総選挙は承認される見通しだと伝えています。
承認されれば、イギリス議会は来月3日に解散することになります。
メイ首相はこれまで2020年の下院の任期満了まで総選挙は行わないと繰り返してきましたが、原則2年が期限のEUとの離脱交渉が大詰めを迎える時期と総選挙の準備が重なるのを避けるために方針転換をしたと見られます。
地元メディアは、首相が最終的な判断をしたのはここ数日のことで、エリザベス女王に考えを伝えたのは発表の前日だったと伝えています。
一方、メイ首相は18日、ドイツのメルケル首相やアメリカのトランプ大統領に電話をし、総選挙を前倒しする意図などを説明したということです。
総選挙を前倒しして実施するには議会の3分の2の賛成が必要で、議会下院は19日午後(日本時間の19日夜)、審議を行った後、採決を行う予定です。
イギリスの公共放送BBCは、与党の保守党に加えて最大野党の労働党と自由民主党が賛成する考えを示していて、総選挙は承認される見通しだと伝えています。
承認されれば、イギリス議会は来月3日に解散することになります。
メイ首相はこれまで2020年の下院の任期満了まで総選挙は行わないと繰り返してきましたが、原則2年が期限のEUとの離脱交渉が大詰めを迎える時期と総選挙の準備が重なるのを避けるために方針転換をしたと見られます。
地元メディアは、首相が最終的な判断をしたのはここ数日のことで、エリザベス女王に考えを伝えたのは発表の前日だったと伝えています。
一方、メイ首相は18日、ドイツのメルケル首相やアメリカのトランプ大統領に電話をし、総選挙を前倒しする意図などを説明したということです。
ソース:NHK ニュース