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米政府当局者 THAAD運用可能になったこと明らかに
2017-05-01 22:13:05

アメリカ軍は北朝鮮の弾道ミサイルに対処するためとして、最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国南部のソンジュへの配備を進めていて、先月26日には弾道ミサイルを追尾する「Xバンドレーダー」などを搬入しました。
これについてアメリカ政府の当局者は1日、NHKの取材に対して「初期の作戦能力を獲得した」と述べ、重要な装備の配備が完了し、限定的ながらも運用が可能な状態になったことを明らかにしました。
THAADの配備について中国は、自国の軍の監視にも使われることを警戒し、「地域の戦略バランスを崩す」などと主張していて、さらに反発を強める可能性があります。
一方、アメリカ国防総省の当局者によりますと、空母カール・ビンソンは現在も韓国海軍とともに朝鮮半島周辺の日本海で行動しているということです。また、この当局者は、先月30日、グアムのアメリカ軍基地を飛び立ったB1爆撃機1機が朝鮮半島の周辺に飛来し、空母が展開する日本海から韓国、さらに黄海の上空を飛行したことを明らかにし、軍事的な圧力をかけ続ける構えを見せています。
これについてアメリカ政府の当局者は1日、NHKの取材に対して「初期の作戦能力を獲得した」と述べ、重要な装備の配備が完了し、限定的ながらも運用が可能な状態になったことを明らかにしました。
THAADの配備について中国は、自国の軍の監視にも使われることを警戒し、「地域の戦略バランスを崩す」などと主張していて、さらに反発を強める可能性があります。
一方、アメリカ国防総省の当局者によりますと、空母カール・ビンソンは現在も韓国海軍とともに朝鮮半島周辺の日本海で行動しているということです。また、この当局者は、先月30日、グアムのアメリカ軍基地を飛び立ったB1爆撃機1機が朝鮮半島の周辺に飛来し、空母が展開する日本海から韓国、さらに黄海の上空を飛行したことを明らかにし、軍事的な圧力をかけ続ける構えを見せています。
ソース:NHK ニュース