Hiện Furigana
仏大統領選 敗れた急進左派候補の支持者 3分の2が投票棄権など
2017-05-02 22:26:44

フランスの大統領選挙の決選投票が迫る中、1回目の投票で敗れた急進左派の候補を支持した人のおよそ3分の2が、投票を棄権するなどと考えているというアンケートの結果が発表され、決選投票ではいずれの候補にも投票しない人が多くなるという見方が出ています。
フランスの大統領選挙は今月7日に決選投票が行われ、中道で無所属のマクロン候補と、極右政党の国民戦線のルペン候補の2人がEU=ヨーロッパ連合との関係や、移民問題などを争点に激しい選挙戦を繰り広げています。
1回目の投票で敗れた候補の支持者を、どれだけ多く取り込むかが勝敗の鍵を握るとされる中、およそ700万票を獲得しながら敗れた急進左派のメランション氏の支持母体が2日、みずからの支持者が決選投票で誰に投票するか尋ねたアンケート調査の結果を発表しました。
それによりますと、「白票を投じる」と答えた人が36%と最も多く、「マクロン氏に投票する」と答えた人は35%、そして「投票を棄権する」と答えた人が29%となり、3分の2がどちらにも投票しない意向だとしています。
アンケートではルペン氏については「政治信条が全く違う」として選択肢から外しています。
フランスでは1日、反EUや反移民を掲げるルペン氏だけでなく、マクロン氏に対しても庶民の気持ちがわからないエリート層の象徴だとして、投票しないよう呼びかけるデモが行われていて、決選投票ではいずれの候補にも投票しない人が多いのではないかという見方が出ています。
1回目の投票で敗れた候補の支持者を、どれだけ多く取り込むかが勝敗の鍵を握るとされる中、およそ700万票を獲得しながら敗れた急進左派のメランション氏の支持母体が2日、みずからの支持者が決選投票で誰に投票するか尋ねたアンケート調査の結果を発表しました。
それによりますと、「白票を投じる」と答えた人が36%と最も多く、「マクロン氏に投票する」と答えた人は35%、そして「投票を棄権する」と答えた人が29%となり、3分の2がどちらにも投票しない意向だとしています。
アンケートではルペン氏については「政治信条が全く違う」として選択肢から外しています。
フランスでは1日、反EUや反移民を掲げるルペン氏だけでなく、マクロン氏に対しても庶民の気持ちがわからないエリート層の象徴だとして、投票しないよう呼びかけるデモが行われていて、決選投票ではいずれの候補にも投票しない人が多いのではないかという見方が出ています。
ソース:NHK ニュース