オーストリア　ナチスの収容所しゅうようじょで亡なくなった人ひとのために祈いのる

第２次世界大戦だいにじせかいたいせんのとき、ドイツのナチスは、オーストリアにあったマウトハウゼン強制収容所きょうせいしゅうようじょでユダヤ人じんなど１０万まん人にん以上いじょうを殺ころしました。ドイツが戦争せんそうに負まけて、１９４５年ねん５月がつに中なかにいた人ひとたちは自由じゆうになりました。

オーストリアで７日なのか、亡なくなった人ひとのために祈いのる式しきがありました。収容所しゅうようじょから生いきて出でることができた人ひとや亡なくなった人ひとの家族かぞく、いろいろな国くにの代表だいひょうなど７０００人にんが集あつまりました。

式しきでは、悲かなしい歴史れきしを二度にどとつくってはいけないと２０のことばで誓ちかったあと、みんなで石碑せきひに花はなをあげました。

生いきて出でることができたユダヤ人じんの８７歳さいの男性だんせいは「ナチスの時代じだいの怖こわさを知しっている人ひとがいなくなることが心配しんぱいです。今いまの社会しゃかいは、ナチスが出でてきた時代じだいに似にていると思おもいます」と話はなしました。

ソース：NHK ニュース