Hiện Furigana
政府 安全保障で連携 慰安婦問題では合意の着実な実施を
2017-05-09 20:12:56

政府は、韓国の新しい大統領にムン・ジェイン(文在寅)氏が決まったことについて、北朝鮮の脅威に対処するためにも安全保障分野でこれまでどおりの連携を確認したい考えで、慰安婦問題をめぐる日韓合意の着実な実施も働きかけていく方針です。
韓国の新しい大統領にムン・ジェイン氏が決まったことについて、政府はムン氏が北朝鮮に融和的な姿勢を示してきたものの、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮の脅威に対処するためにも、韓国との連携の重要性は変わらないとしています。
安倍総理大臣はムン氏との関係を構築するため、できるだけ早く電話会談を行い、安全保障分野でこれまでどおりの連携を確認したい考えです。
一方、慰安婦問題をめぐる日韓合意については、ムン氏が選挙戦で再交渉を公約に掲げていたことから、政府内には実際に再交渉を求めてくれば日韓関係の悪化につながりかねないと懸念する声が出ています。
政府は、日韓合意は両国が発表した国際的な約束であり、再交渉には応じられないという立場で、少女像の撤去も含め合意を継承し、着実に実施するよう働きかけていく方針です。
政府は、首脳間を含むあらゆるレベルで対話の機会を模索するとともに、去年開催が見送られた日中韓の3か国による首脳会議の早期開催に向けて調整を進めることにしています。
安倍総理大臣はムン氏との関係を構築するため、できるだけ早く電話会談を行い、安全保障分野でこれまでどおりの連携を確認したい考えです。
一方、慰安婦問題をめぐる日韓合意については、ムン氏が選挙戦で再交渉を公約に掲げていたことから、政府内には実際に再交渉を求めてくれば日韓関係の悪化につながりかねないと懸念する声が出ています。
政府は、日韓合意は両国が発表した国際的な約束であり、再交渉には応じられないという立場で、少女像の撤去も含め合意を継承し、着実に実施するよう働きかけていく方針です。
政府は、首脳間を含むあらゆるレベルで対話の機会を模索するとともに、去年開催が見送られた日中韓の3か国による首脳会議の早期開催に向けて調整を進めることにしています。
ソース:NHK ニュース