Hiện Furigana
WHO 中国が認めない限り台湾は総会に参加できず
2017-05-09 21:16:11

スイスのジュネーブで今月下旬に開かれるWHO=世界保健機関の総会に台湾が参加できない見通しとなっていることについて、WHOは、まだ最終的に決まったわけではないとしたうえで、中国が認めないかぎり、台湾は参加できないと指摘しました。
1971年に国連から脱退した台湾は、WHOの年次総会に8年前から毎年、オブザーバーとして参加していますが、台湾の衛生当局は、今月22日から始まることしの総会への招待状が届いておらず、参加できない見通しとなっていることを明らかにしました。
これについて、WHOの担当者は9日、ジュネーブで記者会見し、「議論はまだ続いている」と述べ、まだ最終的に決まったわけではないと説明しました。
そのうえで、「台湾を招待するかどうかは、中国と台湾の間の合意を踏まえて、その年ごとに判断している。ことしはまだ合意がないため、招待状を送っていない」と述べ、中国が認めないかぎり台湾は参加できないと指摘しました。
一方、台湾が総会に参加できないと、公衆衛生をめぐる国際的な危機対応に影響が出るのではないかとの懸念については、鳥インフルエンザウイルスなどの感染症対策では、WHOと台湾との間の連携は異なる枠組みのもとで行われているとして、影響はないという考えを示しました。
これについて、WHOの担当者は9日、ジュネーブで記者会見し、「議論はまだ続いている」と述べ、まだ最終的に決まったわけではないと説明しました。
そのうえで、「台湾を招待するかどうかは、中国と台湾の間の合意を踏まえて、その年ごとに判断している。ことしはまだ合意がないため、招待状を送っていない」と述べ、中国が認めないかぎり台湾は参加できないと指摘しました。
一方、台湾が総会に参加できないと、公衆衛生をめぐる国際的な危機対応に影響が出るのではないかとの懸念については、鳥インフルエンザウイルスなどの感染症対策では、WHOと台湾との間の連携は異なる枠組みのもとで行われているとして、影響はないという考えを示しました。
ソース:NHK ニュース