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韓国 ムン新大統領 精力的に職務 政権交代アピール
2017-05-10 09:11:26
10日に就任した韓国のムン・ジェイン(文在寅)新大統領は、初めての記者会見を開き、首相など政権の要職の人事案を発表したほか、雇用対策に取り組む大統領直属の委員会の設置を命じるなど、初日から精力的に職務をこなし、9年ぶりの政権交代をアピールしました。
9日投票が行われた韓国の大統領選挙で当選したムン・ジェイン氏は10日午前、中央選挙管理委員会の承認を経て韓国の第19代大統領に就任し、5年間の任期をスタートさせました。
ムン新大統領は、早速韓国軍の制服組トップ、イ・スンジン(李淳鎮)合同参謀本部議長に対し、北朝鮮による挑発に備えるよう電話で指示したあと、正午すぎに国会で、憲法の規定に従って宣誓を行うとともに、国民向けのメッセージを発表しました。
この中で、ムン大統領は「今回の選挙には勝者も敗者もない。われわれは新しい韓国をつくるパートナーだ」と述べ、保守と革新の対立が続いてきた韓国の政治を変えると強調しました。そして、「朝鮮半島の平和のために必要ならば直ちにワシントンに行く。北京、東京、そして条件が整えば、ピョンヤンにも行く」と述べ、安全保障問題に全力で取り組む考えを示しました。
ムン大統領は午後に、大統領府で就任後初めての記者会見を開き、新政権の要職の人事案を発表しました。
このうち首相には、韓日議員連盟の副会長などを務めた政治家で、知日派として知られるイ・ナギョン(李洛淵)氏を、情報機関の国家情報院のトップには、過去2回の南北首脳会談の開催に関わったソ・フン(徐薫)氏を、それぞれ指名しました。
ソ氏は記者会見で、「今は時期尚早だが、南北首脳会談は必要だ」として、北朝鮮との対話に前向きな姿勢を示しました。
このほかムン大統領は、公約として掲げた雇用対策に取り組むため、大統領直属の委員会の設置を命じるなど、初日から精力的に職務をこなし、9年ぶりの政権交代をアピールしました。
ムン新大統領は、早速韓国軍の制服組トップ、イ・スンジン(李淳鎮)合同参謀本部議長に対し、北朝鮮による挑発に備えるよう電話で指示したあと、正午すぎに国会で、憲法の規定に従って宣誓を行うとともに、国民向けのメッセージを発表しました。
この中で、ムン大統領は「今回の選挙には勝者も敗者もない。われわれは新しい韓国をつくるパートナーだ」と述べ、保守と革新の対立が続いてきた韓国の政治を変えると強調しました。そして、「朝鮮半島の平和のために必要ならば直ちにワシントンに行く。北京、東京、そして条件が整えば、ピョンヤンにも行く」と述べ、安全保障問題に全力で取り組む考えを示しました。
ムン大統領は午後に、大統領府で就任後初めての記者会見を開き、新政権の要職の人事案を発表しました。
このうち首相には、韓日議員連盟の副会長などを務めた政治家で、知日派として知られるイ・ナギョン(李洛淵)氏を、情報機関の国家情報院のトップには、過去2回の南北首脳会談の開催に関わったソ・フン(徐薫)氏を、それぞれ指名しました。
ソ氏は記者会見で、「今は時期尚早だが、南北首脳会談は必要だ」として、北朝鮮との対話に前向きな姿勢を示しました。
このほかムン大統領は、公約として掲げた雇用対策に取り組むため、大統領直属の委員会の設置を命じるなど、初日から精力的に職務をこなし、9年ぶりの政権交代をアピールしました。
ソース:NHK ニュース