Hiện Furigana
国連安保理 北朝鮮ミサイル発射で緊急会合
2017-05-16 21:18:11

北朝鮮が新型の弾道ミサイルを発射したことを受けて、国連の安全保障理事会で対応を協議するための緊急の会合が行われています。会合の先立ちアメリカのヘイリー国連大使は「対話は北朝鮮が核開発とミサイル発射実験を完全に停止してからだ。制裁の強化を検討する」と述べました。
北朝鮮は今月14日、北西部、ピョンアン(平安)北道のクソン(亀城)付近から、新型の中距離弾道ミサイルの「火星12型」1発を日本海に向けて発射し、高度が初めて2000キロを超えたと推定されています。
こうした事態への対応を協議するため、国連の安全保障理事会では、日本時間の午前5時すぎから緊急の非公開の会合が始まり、現在も続いています。
会合に先立ち、日米韓の国連大使がそろって会見し、アメリカのヘイリー国連大使は「アメリカは北朝鮮との対話の準備があるが、それは核開発とミサイル発射実験が完全に停止されてからだ。制裁の強化を検討する」と述べ、北朝鮮が核・ミサイル開発を直ちに停止しないかぎり、制裁を強化する姿勢を強調しました。
また日本の別所国連大使も、「重要なのは北朝鮮が態度を変えなければならないと感じるように、さらなる圧力をかける必要があるということだ」と述べたほか、韓国のチョ・テヨル国連大使は、「北朝鮮は発足したばかりの韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権を試そうとしている」と述べ、北朝鮮への圧力をかける必要性を訴えました。
安保理はこれに先立つ今月15日に、北朝鮮を厳しく非難し各国に安保理の制裁決議を履行するよう強く求める報道機関向けの声明を改めて発表していて、緊急の会合では、中国やロシアを含む各国が結束してどこまで具体的な対策を打ち出せるのか注目されます。
こうした事態への対応を協議するため、国連の安全保障理事会では、日本時間の午前5時すぎから緊急の非公開の会合が始まり、現在も続いています。
会合に先立ち、日米韓の国連大使がそろって会見し、アメリカのヘイリー国連大使は「アメリカは北朝鮮との対話の準備があるが、それは核開発とミサイル発射実験が完全に停止されてからだ。制裁の強化を検討する」と述べ、北朝鮮が核・ミサイル開発を直ちに停止しないかぎり、制裁を強化する姿勢を強調しました。
また日本の別所国連大使も、「重要なのは北朝鮮が態度を変えなければならないと感じるように、さらなる圧力をかける必要があるということだ」と述べたほか、韓国のチョ・テヨル国連大使は、「北朝鮮は発足したばかりの韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権を試そうとしている」と述べ、北朝鮮への圧力をかける必要性を訴えました。
安保理はこれに先立つ今月15日に、北朝鮮を厳しく非難し各国に安保理の制裁決議を履行するよう強く求める報道機関向けの声明を改めて発表していて、緊急の会合では、中国やロシアを含む各国が結束してどこまで具体的な対策を打ち出せるのか注目されます。
ソース:NHK ニュース