Hiện Furigana
国連安保理が緊急会合 北朝鮮制裁の完全履行で一致
2017-05-16 22:21:33

北朝鮮が新型の弾道ミサイルを発射したことを受けて、国連の安全保障理事会で対応を協議するための緊急の会合が行われ、すべての加盟国に対して北朝鮮に対する制裁決議を完全に履行するよう求めることで一致する一方、今後の追加的な措置については、アメリカと中国が中心となり引き続き協議が行われる見通しです。
北朝鮮は今月14日、北西部・ピョンアン(平安)北道のクソン(亀城)付近から、新型の中距離弾道ミサイルの「火星12型」1発を日本海に向けて発射し、高度が初めて2000キロを超えたと推定されています。
こうした事態への対応を協議するため、国連の安全保障理事会では、日本時間の午前5時半すぎから緊急の非公開の会合が始まり、1時間15分ほどで終了しました。
会合の後議長を務めるウルグアイのロッセリ国連大使は記者団に対し、安保理は北朝鮮の核開発とミサイル発射を断じて容認せず、北朝鮮に対して朝鮮半島の非核化に向け誠実な行動を求めていくとともに、すべての国連加盟国に対しても、北朝鮮に対する制裁決議を着実に履行するよう改めて求めることでも一致したこと明らかにしました。
一方で、ロッセリ大使は、今後の追加的な措置については明確な言及を避けました。
会合に先立ち、アメリカのヘイリー国連大使は制裁の強化について中国側と緊密に協議をしているとしたうえで、中国側からも、北朝鮮によるICBM=大陸間弾道ミサイルの開発が近づけば行動を取ると連絡があったことを明らかにしました。
このため安保理では、今後もアメリカと北朝鮮に影響力を持つ中国との間で追加的な措置について協議が行われるものと見られます。
こうした事態への対応を協議するため、国連の安全保障理事会では、日本時間の午前5時半すぎから緊急の非公開の会合が始まり、1時間15分ほどで終了しました。
会合の後議長を務めるウルグアイのロッセリ国連大使は記者団に対し、安保理は北朝鮮の核開発とミサイル発射を断じて容認せず、北朝鮮に対して朝鮮半島の非核化に向け誠実な行動を求めていくとともに、すべての国連加盟国に対しても、北朝鮮に対する制裁決議を着実に履行するよう改めて求めることでも一致したこと明らかにしました。
一方で、ロッセリ大使は、今後の追加的な措置については明確な言及を避けました。
会合に先立ち、アメリカのヘイリー国連大使は制裁の強化について中国側と緊密に協議をしているとしたうえで、中国側からも、北朝鮮によるICBM=大陸間弾道ミサイルの開発が近づけば行動を取ると連絡があったことを明らかにしました。
このため安保理では、今後もアメリカと北朝鮮に影響力を持つ中国との間で追加的な措置について協議が行われるものと見られます。
ソース:NHK ニュース