Hiện Furigana
前CIA長官「ロシアとトランプ陣営接触の情報入手」
2017-05-23 21:43:49

去年のアメリカ大統領選挙でロシアによる干渉があったとされる問題で、CIA=中央情報局のトップを務めたブレナン前長官は23日、アメリカ議会下院の委員会が開いた公聴会で、「ロシアの政府当局者とトランプ陣営の関係者との接触を裏付ける情報を手にしていた」と証言しました。
去年の大統領選挙でロシアによる干渉があったとされる問題では、トランプ陣営の関与がなかったかを解明するため、FBI=連邦捜査局がすでに捜査に着手しているほか、アメリカ司法省がより独立性の高い特別検察官を任命しています。
こうした中、23日下院の情報委員会が開いた公聴会で、ことし1月までCIAのトップを務めたブレナン前長官は、「ロシアの政府当局者とトランプ陣営の関係者との接触を裏付ける情報を手にしていた。さらに捜査を進めべきと判断するに足りる情報があった」と述べ、捜査の正当性を強調しました。
さらに、ロシア側が大統領選挙に干渉しようとしているとの情報があったことから、去年8月、ロシアの連邦保安庁長官に警告したところ関与を否定されたことも明らかにしました。
ただブレナン前長官は、大統領選挙でロシアによる干渉が実際にあったかどうかについては、すでにCIAを退任したことを理由に「今も解明できない疑問として残っている」と述べるにとどまりました。
こうした中、23日下院の情報委員会が開いた公聴会で、ことし1月までCIAのトップを務めたブレナン前長官は、「ロシアの政府当局者とトランプ陣営の関係者との接触を裏付ける情報を手にしていた。さらに捜査を進めべきと判断するに足りる情報があった」と述べ、捜査の正当性を強調しました。
さらに、ロシア側が大統領選挙に干渉しようとしているとの情報があったことから、去年8月、ロシアの連邦保安庁長官に警告したところ関与を否定されたことも明らかにしました。
ただブレナン前長官は、大統領選挙でロシアによる干渉が実際にあったかどうかについては、すでにCIAを退任したことを理由に「今も解明できない疑問として残っている」と述べるにとどまりました。
ソース:NHK ニュース