Hiện Furigana
女性の遺体から動物の体毛 DNA調べクマの特定へ
2017-05-29 08:58:27

27日、秋田県仙北市の山林で、クマに襲われて死亡したと見られる女性の遺体を警察が詳しく調べた結果、動物の体毛が複数採取され、県は今後、体毛のDNAを調べ、女性を襲ったと見られるクマの特定を進めることにしています。
27日、秋田県仙北市田沢湖玉川の山林で、タケノコ採りをしていた、市内に住む看護助手の大石正子さん(61)が死亡しているのが見つかり、警察は、傷の状態からクマに襲われたと見て調べています。
警察が29日に遺体を詳しく調べた結果、動物の体毛が複数採取されました。県は、秋田県立大学に依頼して体毛からDNAを調べ、女性を襲ったと見られるクマの特定を進めることにしています。
秋田県では去年、タケノコ採りをしていた人がクマに襲われ4人が死亡するなど被害が相次いだことを受けて、今年度から、クマに襲われて人が亡くなった場合、遺体から体毛を採取しDNAを保存する取り組みを始めています。
県は今後、周辺でクマが捕獲されたり、被害が出たりした際に、同じようにDNAを調べ、今回のものと照合することにしています。
警察が29日に遺体を詳しく調べた結果、動物の体毛が複数採取されました。県は、秋田県立大学に依頼して体毛からDNAを調べ、女性を襲ったと見られるクマの特定を進めることにしています。
秋田県では去年、タケノコ採りをしていた人がクマに襲われ4人が死亡するなど被害が相次いだことを受けて、今年度から、クマに襲われて人が亡くなった場合、遺体から体毛を採取しDNAを保存する取り組みを始めています。
県は今後、周辺でクマが捕獲されたり、被害が出たりした際に、同じようにDNAを調べ、今回のものと照合することにしています。
DNA解析で再発防止に
秋田県からDNAの分析を依頼された、秋田県立大学のバイオテクノロジーセンターでは、体毛を薬品に漬けてDNAを抽出したあと解析を行うことになっています。
DNAの長さをグラフにして比較することで、同じ個体かどうか特定できるとしています。
秋田県立大学バイオテクノロジーセンターの藤晋一センター長は「体毛が新しいほどはっきりしたデータをとることができる。解析結果が再発防止に役立つことを期待したい」と話しています。
DNAの長さをグラフにして比較することで、同じ個体かどうか特定できるとしています。
秋田県立大学バイオテクノロジーセンターの藤晋一センター長は「体毛が新しいほどはっきりしたデータをとることができる。解析結果が再発防止に役立つことを期待したい」と話しています。
ソース:NHK ニュース