Hiện Furigana
東名高速の衝突事故 1人死亡 45人けが
2017-06-10 06:02:25

10日午前7時半ごろ、愛知県新城市の東名高速道路上り線の新城パーキングエリア付近で、47人が乗った観光バスに乗用車が衝突しました。
警察によりますと、バスに乗っていた全員が病院に搬送され、このうち45人がけがをし、6人は腕の骨やろっ骨を折る大けがで、ほかの39人のけがの程度は比較的軽いということです。
また、乗用車を運転していた60代と見られる男性が車内に閉じ込められ、およそ4時間後に救出されましたが、死亡が確認されました。乗用車は静岡ナンバーで、警察が身元の確認を進めています。
乗用車は中央分離帯を乗り越え、反対車線に飛び出してバスと衝突したということで、NHKが入手した観光バスのドライブレコーダーの映像では、突然、乗用車が空中を飛んでバスのフロントガラスに激しく衝突する様子が写っていました。
バスは愛知県豊橋市の「東神観光バス」が運行し、旅行会社「トラベル東海」がチャーターした日帰りの観光バスで、10日午前7時に愛知県豊川市を出発し、さくらんぼ狩りなどのために山梨県に向かっていました。
インターチェンジから東名高速道路に入り、およそ8キロ走ったところで事故にあったということで、警察が詳しい状況を調べています。
この事故で、東名高速道路は現場付近の区間がおよそ6時間にわたって通行止めになりました。
警察によりますと、バスに乗っていた全員が病院に搬送され、このうち45人がけがをし、6人は腕の骨やろっ骨を折る大けがで、ほかの39人のけがの程度は比較的軽いということです。
また、乗用車を運転していた60代と見られる男性が車内に閉じ込められ、およそ4時間後に救出されましたが、死亡が確認されました。乗用車は静岡ナンバーで、警察が身元の確認を進めています。
乗用車は中央分離帯を乗り越え、反対車線に飛び出してバスと衝突したということで、NHKが入手した観光バスのドライブレコーダーの映像では、突然、乗用車が空中を飛んでバスのフロントガラスに激しく衝突する様子が写っていました。
バスは愛知県豊橋市の「東神観光バス」が運行し、旅行会社「トラベル東海」がチャーターした日帰りの観光バスで、10日午前7時に愛知県豊川市を出発し、さくらんぼ狩りなどのために山梨県に向かっていました。
インターチェンジから東名高速道路に入り、およそ8キロ走ったところで事故にあったということで、警察が詳しい状況を調べています。
この事故で、東名高速道路は現場付近の区間がおよそ6時間にわたって通行止めになりました。
観光バスは山梨行き
旅行会社「トラベル東海」によりますと、観光バスは10日午前7時に愛知県豊川市を出発し、豊川インターチェンジから東名高速道路に入り、およそ8キロ走ったところで事故にあいました。
ツアーは豊川市の上宿地区の町内会が企画し、静岡市の新清水インターチェンジで高速道路を降りて山梨県に向かい、南アルプス市でさくらんぼ狩りをしたり、八ヶ岳のふもとにあるショッピングセンターに立ち寄ったりする予定だったということです。
また、バスの運行会社「東神観光バス」によりますと、乗客は50代から70代が中心だったということです。
ツアーは豊川市の上宿地区の町内会が企画し、静岡市の新清水インターチェンジで高速道路を降りて山梨県に向かい、南アルプス市でさくらんぼ狩りをしたり、八ヶ岳のふもとにあるショッピングセンターに立ち寄ったりする予定だったということです。
また、バスの運行会社「東神観光バス」によりますと、乗客は50代から70代が中心だったということです。
「すごい衝撃」「パニックに」
バスのいちばん後ろに座っていた76歳の女性は「衝撃の瞬間、バスが浮いたような感じがしました。当時はみんなでさくらんぼ狩りについて楽しく話をしていたのですが、何の前触れもなくすごい衝撃があり、一体何が起きたのだろうかと、意識がどこかにいったような感じでした。私はいちばん後ろの通路側の席に座っていて頭や右ひざを痛めましたが、周りには血だらけの人もいて怖かったです」と話していました。
バスの前から7列目の通路側の席に座っていた女性は、カバンの中に入ったガラスの破片を見せながら当時の状況を話しました。
女性は「フロントガラスの破片が前から飛んできて、多くの人がけがをしていました。体をうった人もいて、持っていた保冷剤で冷やすなどして助けを待っていました」と話していました。
バスの前から5列目に乗っていた豊川市の42歳の女性は、病院で手当てを受けたあと、取材に応じました。
事故の際の車内の様子について、「突然ドーンという音がして、ガラスの破片が顔や腕に降りかかってきました。バスはすぐにはとまらず、どうなるのか不安でしたが、運転手の方がしっかりとハンドルを握っていました。バスが止まってから、自分も血が流れているのがわかりましたが、どこにけがをしているのか、自分でもわからず、パニックになりました」と話していました。
バスの前から7列目の通路側の席に座っていた女性は、カバンの中に入ったガラスの破片を見せながら当時の状況を話しました。
女性は「フロントガラスの破片が前から飛んできて、多くの人がけがをしていました。体をうった人もいて、持っていた保冷剤で冷やすなどして助けを待っていました」と話していました。
バスの前から5列目に乗っていた豊川市の42歳の女性は、病院で手当てを受けたあと、取材に応じました。
事故の際の車内の様子について、「突然ドーンという音がして、ガラスの破片が顔や腕に降りかかってきました。バスはすぐにはとまらず、どうなるのか不安でしたが、運転手の方がしっかりとハンドルを握っていました。バスが止まってから、自分も血が流れているのがわかりましたが、どこにけがをしているのか、自分でもわからず、パニックになりました」と話していました。
ソース:NHK ニュース