Hiện Furigana
問責決議案否決へ 会期末前に与野党攻防激化
2017-06-13 21:10:06

国会では、与党側が、民進党などが提出した金田法務大臣らに対する問責決議案を14日の参議院本会議で否決したうえで、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案を、15日の参議院法務委員会で採決したい考えです。これに対し、民進党などは、法案を廃案に追い込むため、内閣不信任決議案を提出する構えを見せていて、来週18日の会期末を前に与野党の攻防が激しくなっています。
「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案をめぐって、民進党と共産党などは、参議院法務委員会での採決を阻止するため、13日、金田法務大臣に対する問責決議案を参議院に提出し、委員会での質疑は途中で打ち切られました。
また、民進党は、国家戦略特区での学校法人「加計学園」の獣医学部の新設をめぐり、事実の隠蔽に加担したなどとして、山本地方創生担当大臣に対する問責決議案も提出しました。金田大臣と山本大臣に対する問責決議案は、14日の参議院本会議で採決が行われることになっていて、いずれも自民・公明両党と日本維新の会などの反対多数で否決される見通しです。
こうした中、13日夜、自民党の二階幹事長や竹下国会対策委員長、それに、松山参議院国会対策委員長らが会談し、「テロ等準備罪」を新設する法案に加え、性犯罪の厳罰化を盛り込んだ刑法の改正案も、来週18日までの会期内の成立を目指す方針で一致しました。このため、与党側は、15日の参議院法務委員会で法案の審議を再開し、その日のうちに採決まで行いたい考えです。
これに対し、民進党などは、「テロ等準備罪」を新設する法案を廃案に追い込むため、安倍内閣に対する不信任決議案を提出する構えを見せていて、会期末を前に与野党の攻防が激しくなっています。
また、民進党は、国家戦略特区での学校法人「加計学園」の獣医学部の新設をめぐり、事実の隠蔽に加担したなどとして、山本地方創生担当大臣に対する問責決議案も提出しました。金田大臣と山本大臣に対する問責決議案は、14日の参議院本会議で採決が行われることになっていて、いずれも自民・公明両党と日本維新の会などの反対多数で否決される見通しです。
こうした中、13日夜、自民党の二階幹事長や竹下国会対策委員長、それに、松山参議院国会対策委員長らが会談し、「テロ等準備罪」を新設する法案に加え、性犯罪の厳罰化を盛り込んだ刑法の改正案も、来週18日までの会期内の成立を目指す方針で一致しました。このため、与党側は、15日の参議院法務委員会で法案の審議を再開し、その日のうちに採決まで行いたい考えです。
これに対し、民進党などは、「テロ等準備罪」を新設する法案を廃案に追い込むため、安倍内閣に対する不信任決議案を提出する構えを見せていて、会期末を前に与野党の攻防が激しくなっています。
ソース:NHK ニュース