Hiện Furigana
被告が警察官2人に切りつけ 命に別状なし 仙台地裁
2017-06-16 06:36:51

16日午前10時すぎ、仙台市青葉区の仙台地方裁判所の法廷で、被告の男が傍聴席にいた警察官2人に対しナイフで切りつけました。切りつけられた2人は顔や背中にけがをして病院で手当てを受けていますが、意識はあり命に別状はないということです。
警察や裁判所によりますと、切りつけたのは宮城県の迷惑防止条例違反の罪に問われた淀川聖司(30)被告で、判決の言い渡し中に傍聴席に入り警察官に対し切りつけたということです。被告は保釈中で持ち物検査は受けていなかったということで、法廷にはカッターナイフと果物ナイフが落ちていたということです。
被告はその場で殺人未遂の疑いで逮捕され、警察が詳しい経緯や状況を調べています。
当時、法廷で傍聴していた男性は「最後に判決が言い渡されたあとに被告の男が急に刃物を持って振り向いて、いきなり傍聴席に襲いかかってきた。当時、15人から20人ほど傍聴していたと思う。狙っていたのが警察官かどうか分からない。あまりに驚いて放心状態になってしまった。切りつけられたのが誰なのかはっきり分からなかったが、頭や首のあたりを切られたようだった」と話していました。
警察や裁判所によりますと、切りつけたのは宮城県の迷惑防止条例違反の罪に問われた淀川聖司(30)被告で、判決の言い渡し中に傍聴席に入り警察官に対し切りつけたということです。被告は保釈中で持ち物検査は受けていなかったということで、法廷にはカッターナイフと果物ナイフが落ちていたということです。
被告はその場で殺人未遂の疑いで逮捕され、警察が詳しい経緯や状況を調べています。
当時、法廷で傍聴していた男性は「最後に判決が言い渡されたあとに被告の男が急に刃物を持って振り向いて、いきなり傍聴席に襲いかかってきた。当時、15人から20人ほど傍聴していたと思う。狙っていたのが警察官かどうか分からない。あまりに驚いて放心状態になってしまった。切りつけられたのが誰なのかはっきり分からなかったが、頭や首のあたりを切られたようだった」と話していました。
過去にも裁判所に刃物持ち込まれる事件
裁判所の法廷内に刃物が持ち込まれる事件は、これまでにも起きています。
殺人未遂の罪で起訴され、保釈中だった女がことし2月に大阪地方裁判所で判決を受けた際、法廷内で刃渡り16センチの包丁を隠し持っていたことがわかり、銃刀法違反の罪に問われました。
判決の直後に大阪拘置所が荷物の検査をしたところ、リュックから包丁が見つかったもので、被告は今月開かれた初公判で、「弁護士か裁判官を殺そうと思った」などと述べていました。
殺人未遂の罪で起訴され、保釈中だった女がことし2月に大阪地方裁判所で判決を受けた際、法廷内で刃渡り16センチの包丁を隠し持っていたことがわかり、銃刀法違反の罪に問われました。
判決の直後に大阪拘置所が荷物の検査をしたところ、リュックから包丁が見つかったもので、被告は今月開かれた初公判で、「弁護士か裁判官を殺そうと思った」などと述べていました。
仙台地裁に金属探知機の設置なし
ソース:NHK ニュース