Hiện Furigana
米イージス艦衝突事故 数人の遺体見つかる 乗組員か
2017-06-18 03:12:23

17日、静岡県の伊豆半島沖でアメリカ海軍のイージス駆逐艦とコンテナ船が衝突した事故で、アメリカ海軍によりますと、行方不明になっていたイージス艦「フィッツジェラルド」の乗組員と見られる数人が遺体で艦内の居住スペースで見つかったということです。アメリカ軍は、このあと身元の確認を進めることにしています。
17日午前1時半ごろ、静岡県南伊豆町の石廊崎からおよそ20キロ沖合で、アメリカ海軍横須賀基地に配備されているイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」と、フィリピン船籍のコンテナ船「ACXCRYSTAL」が衝突し、イージス艦の艦長と乗組員2人がけがをし、乗組員7人が行方不明になりました。
イージス艦は、右の側面が激しく壊れ、乗組員の居住スペースや機械室などが浸水したため、アメリカ海軍は艦内の水を取り除くなどして、行方不明者の捜索を続けたところ、アメリカ海軍によりますと、艦内にある居住スペースで乗組員と見られる数人の遺体が見つかったということです。
アメリカ海軍は、引き続き捜索を進めるとともに身元の確認を進めることにしています。
今回の事故は、海軍の公務中の事故のため、捜査は、アメリカ側が優先的に行うことになると見られ、海上保安本部は、アメリカ側に情報の提供などを求めながら、2つの船がなぜ衝突したのか、業務上過失往来危険の疑いで解明を進めることにしています。
イージス艦は、右の側面が激しく壊れ、乗組員の居住スペースや機械室などが浸水したため、アメリカ海軍は艦内の水を取り除くなどして、行方不明者の捜索を続けたところ、アメリカ海軍によりますと、艦内にある居住スペースで乗組員と見られる数人の遺体が見つかったということです。
アメリカ海軍は、引き続き捜索を進めるとともに身元の確認を進めることにしています。
今回の事故は、海軍の公務中の事故のため、捜査は、アメリカ側が優先的に行うことになると見られ、海上保安本部は、アメリカ側に情報の提供などを求めながら、2つの船がなぜ衝突したのか、業務上過失往来危険の疑いで解明を進めることにしています。
事故調査官「航海データなど集め分析」
事故を受けて、国の運輸安全委員会の調査官が、18日午前9時半ごろから東京・品川区の大井ふ頭で、コンテナ船の損傷状況などを調査しています。
それに先立って、齊藤宗義船舶事故調査官が記者団の取材に応じ、「きのうに続いて船体の損傷状況を調べるとともに、当時、見張りを行っていた乗組員や船長への聞き取りを行いたい」と話しました。
そのうえで、今後の調査について「全体の証拠を集めきれていないので、航海データなどの証拠も集めて、これから分析を行いたい」と話していました。
それに先立って、齊藤宗義船舶事故調査官が記者団の取材に応じ、「きのうに続いて船体の損傷状況を調べるとともに、当時、見張りを行っていた乗組員や船長への聞き取りを行いたい」と話しました。
そのうえで、今後の調査について「全体の証拠を集めきれていないので、航海データなどの証拠も集めて、これから分析を行いたい」と話していました。
トランプ大統領「日本の支援に感謝」
イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」の事故を受けてトランプ大統領は17日、ツイッターに「思いと祈りはフィッツジェラルドの乗組員とその家族と共にある。私たちの同盟国、日本の支援に感謝する」と投稿し、日本の支援に感謝の意を示しました。
ソース:NHK ニュース