「尊敬そんけいする人ひと」母親ははおやが初はじめて父親ちちおや上回うわまわる 小中こなか学生がくせい調査ちょうさ

１いち８はち日にちは「父ちちの日ひ」ですが、民間みんかんの研究所けんきゅうじょが小しょう中学生ちゅうがくせいを対象たいしょうに行いったアンケート調査ちょうさで、７なな０ぜろ％近ちかくが母親ははおやを「尊敬そんけいする人ひと」と答こたえ、初はじめて父親ちちおやの割合わりあいを上回うわまわりました。

この調査ちょうさは、博報堂はくほうどう生活せいかつ総合そうごう研究所けんきゅうじょが子こどもの生活せいかつや意識いしきについて１いち０ぜろ年ねんごとに調しらべているもので、ことしは首都しゅと圏けんに住すむ小学しょうがく４よん年生ねんせいから中学ちゅうがく２に年生ねんせいの８はち０ぜろ０ぜろ人にんを対象たいしょうに行おこないました。

この中なかで、父親ちちおやと母親ははおやそれぞれについて「尊敬そんけいする人ひと」、「友達ともだちのような人ひと」、「どうでもよい人ひと」のどれに当あてはまるか聞ききました。

その結果けっか、父親ちちおやを「尊敬そんけいする人ひと」と答こたえた割合わりあいは１いち０ぜろ年ねん前まえと比くらべて２に．１いちポイント減へって、６ろく１いち．５ご％でした。一方いっぽう、母親ははおやを「尊敬そんけいする人ひと」と答こたえた割合わりあいは７なな．２にポイント増ふえて６ろく８はち．１いち％となり、２に０ぜろ年ねん前まえの調査ちょうさ開始かいし以来いらい、初はじめて父親ちちおやの割合わりあいを上回うわまわりました。

この結果けっかについて博報堂はくほうどう生活せいかつ総合そうごう研究所けんきゅうじょは、この１いち０ぜろ年ねんで働はたらく母親ははおやが増ふえ、仕事しごとと子育こそだてを両立りょうりつする姿すがたを見みて、母親ははおやを尊敬そんけいする子こどもが増ふえたのではないかと分析ぶんせきしました。

そのうえで、父親ちちおやは子こどもとのコミュニケーションを増ふやし、みずからの仕事しごとについて理解りかいを深ふかめてもらうことも必要ひつようなのではないかと話はなしています。

ソース：NHK ニュース