Hiện Furigana
福岡や大分で孤立700人以上か
2017-07-06 19:57:43

記録的な豪雨となった福岡県や大分県では道路が寸断されるなどして孤立する地区が出ていて、孤立した人は3つの市と村で700人以上に上ると見られています。各自治体は道路の復旧作業や救助活動を急ぐことにしています。
このうち、福岡県では東峰村の各地で山の斜面が崩れるなどして道路が寸断され、村によりますと、6日午後6時現在、小石原鼓地区の150世帯、およそ300人、岩屋地区の30世帯、およそ60人、竹地区の20世帯、およそ40人、栗松地区の20世帯、およそ40人の合わせておよそ440人が孤立した状態になっているということです。
また朝倉市でも6日午後7時45分現在、松末地区で95人、高木地区で90人、杷木地区で8人の合わせて193人が孤立した状態だということです。
大分県では、特に被害が大きかった日田市の北部地域で孤立する集落が出ていて、市の災害対策本部によりますと、小野地区、大鶴地区、それに東有田地区の集落のうち点在する11の集落で100人以上が孤立した状態になっているということです。
各自治体は、7日も道路の復旧作業やヘリコプターでの救助活動を急ぐことにしています。
また朝倉市でも6日午後7時45分現在、松末地区で95人、高木地区で90人、杷木地区で8人の合わせて193人が孤立した状態だということです。
大分県では、特に被害が大きかった日田市の北部地域で孤立する集落が出ていて、市の災害対策本部によりますと、小野地区、大鶴地区、それに東有田地区の集落のうち点在する11の集落で100人以上が孤立した状態になっているということです。
各自治体は、7日も道路の復旧作業やヘリコプターでの救助活動を急ぐことにしています。
朝から自衛隊ヘリ3機で救助活動へ
朝倉市では、7日午前5時半すぎから、自衛隊のヘリコプター3機が孤立している地区に向かい救助活動を行う予定です。
また救助した人を乗せたヘリコプターが到着する市役所の近くには、災害派遣医療チーム「D-MAT」が待機し、具合が悪い高齢者などにすぐ対応できる態勢を取ることにしています。
また救助した人を乗せたヘリコプターが到着する市役所の近くには、災害派遣医療チーム「D-MAT」が待機し、具合が悪い高齢者などにすぐ対応できる態勢を取ることにしています。
「車両が通れる状況ではなかった」
孤立状態が続いている福岡県朝倉市佐田地区で一夜を過ごし、6日、歩いて地区から脱した男性は、佐田地区に続く道路は斜面が崩れたり川のように水が流れたりして、車両が通れる状況ではなかったと話しています。
5日、佐田地区の工事現場にいた建設会社の従業員の今村勇磨さん(23)は大雨のため仕事を切り上げて帰宅しようとしましたが、倒木などにより道路が通れず、5日の夜から6日の昼ごろまで地区内で止めた車の中で一夜を過ごしました。
そのときの状況について、今村さんは「夜間、雷なのか土砂崩れなのかわからないようなごう音が鳴り続いていた。朝になって周りを確認すると道路は木が倒れたり、水が川のように流れて車が通れる状況ではなかった。人1人がようやく通れるような道路脇の斜面をつたい、数時間かけてようやく地区を脱出することができた」と話しました。
また、孤立した佐田地区の状況について、「食料が1日程度しかもたないという話を消防団の人たちがしていたので、地区に残っている人たちが心配だ」と話しています。
5日、佐田地区の工事現場にいた建設会社の従業員の今村勇磨さん(23)は大雨のため仕事を切り上げて帰宅しようとしましたが、倒木などにより道路が通れず、5日の夜から6日の昼ごろまで地区内で止めた車の中で一夜を過ごしました。
そのときの状況について、今村さんは「夜間、雷なのか土砂崩れなのかわからないようなごう音が鳴り続いていた。朝になって周りを確認すると道路は木が倒れたり、水が川のように流れて車が通れる状況ではなかった。人1人がようやく通れるような道路脇の斜面をつたい、数時間かけてようやく地区を脱出することができた」と話しました。
また、孤立した佐田地区の状況について、「食料が1日程度しかもたないという話を消防団の人たちがしていたので、地区に残っている人たちが心配だ」と話しています。
ソース:NHK ニュース