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オーストラリア 二重国籍で今度は閣僚が辞任
2017-07-25 12:06:10

辞任したのはオーストラリアのマット・カナバン資源相です。カナバン氏はイタリア系移民の3世で、生まれたときはオーストラリア国籍しか持っていませんでした。しかし、2006年に母親がイタリアの国籍を申請した際、当時25歳だったカナバン氏の国籍も、本人の承諾を得ずに申請し、認められていたということです。
25日にオーストラリア東部のブリスベンで記者会見したカナバン氏は、事実関係を24日に確認したとして資源相を辞任したことを発表しました。そのうえで「イタリアに行ったこともなければ、大使館や領事館に足を踏み入れた記憶もない。私の知らないところでイタリア市民として登録されたことが、法的に有効かどうかが確認できていない」と述べ、国籍の有効性が確認されるまで議員は辞職しない考えを示しました。
オーストラリアでは、二重国籍の人が国会議員になることは憲法で禁止されていますが、今月、野党の上院議員2人が二重国籍であることから議員を相次いで辞職したのを受けて各議員が自分の国籍の確認を迫られる事態となっています。
25日にオーストラリア東部のブリスベンで記者会見したカナバン氏は、事実関係を24日に確認したとして資源相を辞任したことを発表しました。そのうえで「イタリアに行ったこともなければ、大使館や領事館に足を踏み入れた記憶もない。私の知らないところでイタリア市民として登録されたことが、法的に有効かどうかが確認できていない」と述べ、国籍の有効性が確認されるまで議員は辞職しない考えを示しました。
オーストラリアでは、二重国籍の人が国会議員になることは憲法で禁止されていますが、今月、野党の上院議員2人が二重国籍であることから議員を相次いで辞職したのを受けて各議員が自分の国籍の確認を迫られる事態となっています。
ソース:NHK ニュース