Hiện Furigana
“世界最速の男“ボルト「世界選手権が現役最後」
2017-08-01 18:10:34
陸上の男子100メートルと200メートルの世界記録保持者、ジャマイカのウサイン・ボルト選手が今月、ロンドンで開かれる世界選手権を前に現地で記者会見し、「成し遂げてきたことに達成感を感じている。自分で引退を決断できるのは幸せなことだ」と述べ、今回が現役最後の大会になるという考えを示しました。
去年のリオデジャネイロオリンピックのあと進退が注目されてきた30歳のボルト選手は1日、世界選手権を前にロンドン市内で記者会見しました。
このなかでボルト選手は「成し遂げてきたことに達成感を感じているし、自分で引退を決断できるのは幸せなことだ」などと話し、今回が現役最後の大会になるという考えを示しました。
そのうえで、これまでのベストレースを聞かれると北京オリンピックで世界記録を更新して金メダルを獲得した200メートルの決勝をあげ、「小さい頃からの夢だった。当時の世界記録を破れると思っていなかった。勝った瞬間は言葉に表せない気持ちだった」と身ぶり手ぶりを交えて振り返りました。
そして開幕が3日後に迫った今回の世界選手権に向けては「勝てる自信がある」と話し、出場予定の100メートルと400メートルリレーでの金メダルに自信を示しました。
このなかでボルト選手は「成し遂げてきたことに達成感を感じているし、自分で引退を決断できるのは幸せなことだ」などと話し、今回が現役最後の大会になるという考えを示しました。
そのうえで、これまでのベストレースを聞かれると北京オリンピックで世界記録を更新して金メダルを獲得した200メートルの決勝をあげ、「小さい頃からの夢だった。当時の世界記録を破れると思っていなかった。勝った瞬間は言葉に表せない気持ちだった」と身ぶり手ぶりを交えて振り返りました。
そして開幕が3日後に迫った今回の世界選手権に向けては「勝てる自信がある」と話し、出場予定の100メートルと400メートルリレーでの金メダルに自信を示しました。
ウサイン・ボルト選手は長身をいかした大きなストライドでレース中盤以降に圧倒的な加速を見せる走りを持ち味にオリンピックや世界選手権などで金メダルを獲得してきました。
このうちオリンピックでは2008年の北京大会から3大会連続で100メートル、200メートル、400メートルリレーの3種目で金メダルを獲得しました。
100メートルと200メートルの3連覇は過去に誰も成し遂げていません。
一方、北京大会の400メートルリレーの金メダルはメンバーのドーピングで剥奪されたため、オリンピックで獲得した金メダルは通算8個となっています。
また世界選手権でもこの3種目で11個の金メダルを獲得しています。
この3種目については世界記録も持っていて、2009年の世界選手権の100メートル決勝では自身の持つ記録を0秒11更新して史上初の9秒5台となる9秒58の世界新記録を樹立し今も破られていません。
さらにパフォーマンスでも人気を集め、レースの前後に見せる空に向かって弓矢を射るようなポーズは「ライトニング・ボルト」と呼ばれ、世界中の人たちから親しまれました。
日本の選手にも多くの影響を与え、日本が銀メダルを獲得したリオデジャネイロオリンピックの400メートルリレーでアンカーとしてボルト選手とともに走ったケンブリッジ飛鳥選手は「ずっと憧れの存在であり、彼のおかげで自分のキャリアをスタートすることができた」と話しています。
このうちオリンピックでは2008年の北京大会から3大会連続で100メートル、200メートル、400メートルリレーの3種目で金メダルを獲得しました。
100メートルと200メートルの3連覇は過去に誰も成し遂げていません。
一方、北京大会の400メートルリレーの金メダルはメンバーのドーピングで剥奪されたため、オリンピックで獲得した金メダルは通算8個となっています。
また世界選手権でもこの3種目で11個の金メダルを獲得しています。
この3種目については世界記録も持っていて、2009年の世界選手権の100メートル決勝では自身の持つ記録を0秒11更新して史上初の9秒5台となる9秒58の世界新記録を樹立し今も破られていません。
さらにパフォーマンスでも人気を集め、レースの前後に見せる空に向かって弓矢を射るようなポーズは「ライトニング・ボルト」と呼ばれ、世界中の人たちから親しまれました。
日本の選手にも多くの影響を与え、日本が銀メダルを獲得したリオデジャネイロオリンピックの400メートルリレーでアンカーとしてボルト選手とともに走ったケンブリッジ飛鳥選手は「ずっと憧れの存在であり、彼のおかげで自分のキャリアをスタートすることができた」と話しています。
ソース:NHK ニュース