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なつかしいラジカセてん わか世代せだい関心かんしん

2017-08-02 08:19:58

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ラジオとカセットプレーヤー一体いったいとなったいわゆる「ラジカセ」の展示てんじかい東京とうきょうのデパートではじまり、ラジカセをかつて使つかっていた中高年ちゅうこうねんだけでなく、アナログのおとやデザインに魅力みりょくかんじるというわか世代せだいひとたちも会場かいじょうおとずれていました。
この展示てんじかいはラジカセの販売はんばい国内こくないはじまってからことしでぜろねんにあたるということにちなんで、東京とうきょう渋谷しぶやにあるデパートがひらいています。会場かいじょうにはぜろねんちかまえ昭和しょうわよんさんねん発売はつばいされた国内こくないはじめてとされる、かつてのアイワせいのラジカセなど、平成へいせいねんまでに販売はんばいされたおよそいちぜろぜろだい展示てんじされています。

このうち、昭和しょうわよんねんからかつての三洋さんよう電機でんき発売はつばいした製品せいひんのシリーズは、小型こがたあざやかなあかなどのいろで、それまで大型おおがたくろやシルバーの製品せいひん主流しゅりゅうだったなか女性じょせいなど幅広はばひろそうしたしまれるきっかけになったということです。

このほか、ラジカセにさまざまな機能きのうくわわった製品せいひん展示てんじされ、テレビがいて「ラテカセ」とばれた製品せいひん演奏えんそうようのキーボードがある製品せいひんなども展示てんじされています。会場かいじょうにはラジカセ音楽おんがくけるコーナーももうけられ、かつてのおとなつかしむ中高年ちゅうこうねんだけでなく、ラジカセのアナログ独特どくとくおとやデザインに魅力みりょくかんじるというわか世代せだい聞き入ききいっていました。

このうち、滋賀しがけんからたというさい女性じょせいは「ラジカセは祖母そぼいえにあってさわった記憶きおくがあるぐらいだが、アートとして興味きょうみがある。レトロでポップなデザインもあってとてもかわいいし、おとCDし-でぃ-くらべるとあたたかみのあるおとだとおもいます」とはなしていました。

また、埼玉さいたまけんろくさい男性だんせいは「むかし、ラジオを録音ろくおんして友達ともだち貸し借かしかりしていた記憶きおくがよみがえってきてとてもなつかしい」とはなしていました。

この展示てんじかいは、西武せいぶ渋谷しぶやてん今月こんげついちよんにちまでひらかれています。

監修かんしゅう家電かでん収集しゅうしゅう「デジタルとアナログが共存きょうぞんを」

この展示てんじかいは、東京とうきょう家電かでん収集しゅうしゅう松崎まつざき順一じゅんいちさんろく)が監修かんしゅうしました。おさないころから家電かでんきだったという松崎まつざきさんはいちよんねんまえ、リサイクルショップでラジカセをて、そのデザインやおと魅力みりょくさい認識にんしきして、収集しゅうしゅうはじめたということです。

いまではいちきゅうななぜろ年代ねんだいからはちぜろ年代ねんだい販売はんばいされたものを中心ちゅうしんに、およそぜろぜろぜろだい所有しょゆうしているといます。松崎まつざきさんは、「当時とうじのラジカセは斬新ざんしんなデザインで、いまると非常ひじょうにユニークですごくおもしろい。デジタルくらべれば、よいおとではないがやわらかくて味わい深あじわいぶかい。ずっといていてもみみつかれないし、癒やされる」とはなしています。

松崎まつざきさんは、ラジカセの魅力みりょくおおくのひとってほしいと、中古ちゅうこのラジカセを修理しゅうりして、ネットなどを通をつうじて販売はんばいもしています。購入こうにゅうするひとは、以前いぜんぜろだい男性だんせい中心ちゅうしんでしたが、最近さいきんぜろだいさんぜろだいわかひとたちが、デザインやおと魅力みりょくにひかれて購入こうにゅうするケースがえているということです。

松崎まつざきさんは「いまのオーディオの世界せかいはデジタル一辺倒いっぺんとうだが、いろんなおと選択せんたくできたほうがよいとおもう。デジタルとアナログが共存きょうぞんできるように、わかひと両方りょうほう使い分つかいわけてもらえればいいとおもいます」とはなしていました。
ソース:NHK ニュース