Hiện Furigana
ヒアリ 短時間判別キット 研究開発へ 環境省
2017-08-27 02:46:52

全国各地の港などで見つかっている強い毒を持つヒアリが国内に定着するのを防ぐため、環境省は、ヒアリかどうか短時間で確認するキットの開発や、殺虫効果が高い薬剤の使用方法の研究を進める方針を決めました。
強い毒を持つ南米原産のヒアリは、全国各地の港などで見つかっていて、環境省は国内に定着するのを防ぐため全国68の港でヒアリがいないか調査し、水際での対策を進めています。
しかしヒアリはほかのアリと見分けることが難しく、現在行っている調査では発見されたアリを専門家に送り判別しているため、対応に時間がかかることが課題となっています。
このため環境省は、国立環境研究所で短時間で誰でもヒアリと確認できる簡易なキットの開発を進める方針を決めました。アリを入れるとDNAの型からヒアリかどうかわかるキットを目指すとしています。
またヒアリがすでに定着している中国や台湾の研究機関と連携し、現地で薬剤を使って殺虫効果が高い薬剤やその使用方法について研究する方針です。
環境省は、必要な経費を国立環境研究所への交付金として来年度・平成30年度の予算案の概算要求に盛り込むことにしています。
しかしヒアリはほかのアリと見分けることが難しく、現在行っている調査では発見されたアリを専門家に送り判別しているため、対応に時間がかかることが課題となっています。
このため環境省は、国立環境研究所で短時間で誰でもヒアリと確認できる簡易なキットの開発を進める方針を決めました。アリを入れるとDNAの型からヒアリかどうかわかるキットを目指すとしています。
またヒアリがすでに定着している中国や台湾の研究機関と連携し、現地で薬剤を使って殺虫効果が高い薬剤やその使用方法について研究する方針です。
環境省は、必要な経費を国立環境研究所への交付金として来年度・平成30年度の予算案の概算要求に盛り込むことにしています。
ソース:NHK ニュース