ｉＰＳ細胞さいぼうを応用おうよう パーキンソン病びょう改善かいぜんをサルで確認かくにん

ヒトのｉＰＳ細胞さいぼうを応用おうようして、神経しんけいの難病なんびょうとされるパーキンソン病びょうのモデルとなるサルの症状しょうじょうを、大おおきく改善かいぜんさせることに京都大きょうとだい学がくなどの研究けんきゅうグループが成功せいこうし、来年度らいねんど、治療ちりょう法ほうとして国くにの承認しょうにんを得えるための臨床りんしょう試験しけんを実施じっししたいとしています。

京都大きょうとだい学がくｉＰＳ細胞さいぼう研究所けんきゅうじょの高橋たかはし淳あつし教授きょうじゅなどのグループは、神経しんけいの細胞さいぼうが失うしなわれることで手足てあしが震ふるえたり、体からだが動うごかなくなったりする、難病なんびょうのパーキンソン病びょうのモデルとなるサル１いち１いち頭とうを使つかって、脳のうの中なかにヒトのｉＰＳ細胞さいぼうから作つくった神経しんけいの元もととなる細胞さいぼうを移植いしょくして症状しょうじょうが改善かいぜんするか観察かんさつする実験じっけんを行おこないました。

その結果けっか、表情ひょうじょうの変化へんかや体からだの震ふるえなどを点数てんすう化かしてパーキンソン病びょうの症状しょうじょうの強つよさを表あらわす指標しひょうは、当初とうしょのおよそ１いち０ぜろポイントが１いち年ねん後ごに５ごポイント程度ていどになり、症状しょうじょうが大幅おおはばに改善かいぜんしたということです。

また、行動こうどうの様子ようすを撮影さつえいして分析ぶんせきすると、移植いしょくしたサルでは歩あるく時間じかんがおよそ３さん倍ばいに増ふえるなど運動うんどう能力のうりょくも改善かいぜんし、脳のうを調しらべると、移植いしょくした細胞さいぼうのうちおよそ１いち３さん万まん個こが神経しんけい細胞さいぼうになって働はたらいていることがわかったということです。

ｉＰＳ細胞さいぼうを応用おうようしたパーキンソン病びょうの治療ちりょうをサルで行おこなったケースは、欧米おうべいで複数ふくすうありますがいずれも小規模しょうきぼな実験じっけんで、１いち１いち頭とうのサルを使つかうことで有効ゆうこう性せいを科学かがく的てきに示しめしたものは初はじめてだとしています。

高橋たかはし教授きょうじゅは「治療ちりょう法ほうとして国くにの承認しょうにんを得えるための臨床りんしょう試験しけんを来年度らいねんどに実施じっししたい」と話はなしています。

京都大きょうとだい学がくｉＰＳ細胞さいぼう研究所けんきゅうじょの高橋たかはし淳あつし教授きょうじゅなどのグループは、神経しんけいの細胞さいぼうが失うしなわれることで手足てあしが震ふるえたり、体からだが動うごかなくなったりする、難病なんびょうのパーキンソン病びょうのモデルとなるサル１いち１いち頭とうを使つかって、脳のうの中なかにヒトのｉＰＳ細胞さいぼうから作つくった神経しんけいの元もととなる細胞さいぼうを移植いしょくして症状しょうじょうが改善かいぜんするか観察かんさつする実験じっけんを行おこないました。

その結果けっか、表情ひょうじょうの変化へんかや体からだの震ふるえなどを点数てんすう化かしてパーキンソン病びょうの症状しょうじょうの強つよさを表あらわす指標しひょうは、当初とうしょのおよそ１いち０ぜろポイントが１いち年ねん後ごに５ごポイント程度ていどになり、症状しょうじょうが大幅おおはばに改善かいぜんしたということです。

また、行動こうどうの様子ようすを撮影さつえいして分析ぶんせきすると、移植いしょくしたサルでは歩あるく時間じかんがおよそ３さん倍ばいに増ふえるなど運動うんどう能力のうりょくも改善かいぜんし、脳のうを調しらべると、移植いしょくした細胞さいぼうのうちおよそ１いち３さん万まん個こが神経しんけい細胞さいぼうになって働はたらいていることがわかったということです。

ｉＰＳ細胞さいぼうを応用おうようしたパーキンソン病びょうの治療ちりょうをサルで行おこなったケースは、欧米おうべいで複数ふくすうありますがいずれも小規模しょうきぼな実験じっけんで、１いち１いち頭とうのサルを使つかうことで有効ゆうこう性せいを科学かがく的てきに示しめしたものは初はじめてだとしています。

高橋たかはし教授きょうじゅは「治療ちりょう法ほうとして国くにの承認しょうにんを得えるための臨床りんしょう試験しけんを来年度らいねんどに実施じっししたい」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース