Hiện Furigana
アンコール遺跡を守った日本の教授に「マグサイサイ賞」
2017-09-01 16:00:00

フィリピンの「マグサイサイ賞」は、アジアの平和や社会のためにすばらしい活動をした人などに贈る賞です。「アジアのノーベル賞」とも呼ばれています。
8月31日、今年のマグサイサイ賞を贈る式がフィリピンのマニラでありました。日本の上智大学の石澤良昭教授が賞をもらいました。
石澤教授は79歳で、カンボジアにある世界遺産の「アンコール遺跡」の研究を50年ぐらい続けています。戦争で壊れたアンコール遺跡を直したり、遺跡を守るために必要な技術などをカンボジアの人に教えたりして、カンボジアの文化を大切にしてきました。
石澤教授は「カンボジアの人と一緒に続けてきた活動で賞をもらうことができて、うれしいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース